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バスケの試合に出た話
今年のお盆休みはバスケばっかりしていた。毎年対応していた現場仕事は全て後輩の担当になったし、家にいてもやる事ないし旦那さんと2人だと気分が滅入るので、朝晩バスケ、寝る、朝晩バスケを繰り返した。
前の投稿にも書いたとおり、いまバスケサークルはメンバー入れ替わりの過渡期だ。サークルの代表がマルチ商法のプロテインを(純粋に効果がいいと思って)広めたことにより、反乱分子が徒党を組んでボイコットを始めた。代表は人数が少なくなる事は嫌な事だが、反乱分子がいなくなるのはいい事だと考え、反乱分子を除いて再建を始めた。プロテインに関しては、誤解する人がいるならと、勧誘はぱったりやめた。
それはそれで未だ尾を引いてはいるが、収束に向かっている気がする。
そんな過渡期の中、私は社会人バスケを始めて、初の試合参加を味わった。初めは学生の頃やっていたバスケで運動習慣をつけよう程度のきっかけだったが、3年くらい経ってコミニュティー内の友人関係も出来てきて、たまに試合の助っ人を頼まれるようになった。私はあくまで楽しくバスケをすることを通して、(カッコよく言うと)ライフワークバランスを整えられればいいと思っているので、試合の助っ人はやるけど、大会参加を目指してチーム作って練習するなどはストレスにもなりそうで興味がなかった。特に、女子だけのチームとかは本能的に怖がってしまい避けていた。
しかし、今回は急造チームでの助っ人で、周りはブランク数年とか、子供できてからバスケしてないメンバーばっかりだと聞いたので、試合だけならと助っ人参加した。ただ、後出し情報だったが、試合相手は①ガチのクラブチーム、②ガチガチの高身長クラブチーム、③近畿大会出場のシニアクラブチームだった!( ・∇・)
試合形式も結構しっかりしていて、10分2クォーター総当たり、タイムアウトありだった。10分2クォーターすると、30-40分は走りっぱなしとなる。ひえー。
さらに、周りのチームはガチ中のガチで、ディフェンスは凄く硬く、オフェンスは練習を詰んだフォーメーションを繰り広げてくる。初対面の人もいる我々のチームは端っこで記念撮影とかしちゃったりして、試合開始前から少し空いていた。
しかし、始まってみると、どんどんと楽しくなってきた。みんな真剣に私にディフェンスついてくれるし、ゴールに向かおうとすると2,3人に囲まれて私のシュートを阻もうとしてくる。最初は私もみんなも気圧されていて、結果としても負けていたが、数試合こなして行くと、慣れてきてシュートも入るようになってきた。私も何人にも囲まれることが少し気持ち良くなってきて、どう振り切って動くか、囲まれた中でもシュートを決めるかを考え動けるようになっていった。
急造チームでエンジョイバスケを謳っているからこそ、ナイスプレイが出るとベンチからも歓声が湧き、シュートが入るとハイタッチとかして盛り上がった。もともとシューターも多く点取りやすいチームだったからか、リズムにのると最後の方の試合には勝てるようにまでなった。正直、一見さんチームの我々に気を遣ってくれた感もあったが。
そんなこんなで半日の時間が過ぎ、見事楽しんで試合を終われた。また試合しよーね、なんて言って、周りも割と満足していたみたいだ。やはり女子ならではの雰囲気や真剣すぎる空間は馴染まないのは本音だから、これを機にクラブチームに、なんて考える事はなかったが、また助っ人しても楽しいかもなと思ったのであった。
試合は交代もあり、意外と体力が尽きなかったので、そのままいつもの男女混合チームの夜の練習にも参加した。前の試合でテンションが上がっていたからか、アドレナリンが噴出していて、いつも空気読んだりするところをガンガン攻めてしまった。代表からは試合からハシゴしてきたメンツ3人は、目が血走ってたと言われた。ちょっと反省笑
今日はお盆連休の最終日だ。夜バスケで締め括る予定なので、悔いなく走り切って体力的に空っぽになって、また仕事を頑張る日常に戻ろうと思う。
マルチの件とか、まだまだ何悶着かありそうな予感だ。でも私はエンジョイバスケからのライフワークバランスの安定をモットーに、周りを傷つけずみんな違ってみんないいマインドで生きていこう。
おしまい。