人ではなく恋愛が好きだった
今日は凄く寒かった。仕事で長時間風晒しの屋外にいたので、体が冷え冷えだった。
早く仕事が終わったので、思い付きでお風呂に行くことにした。一人でお風呂にいくと、好き勝手に時間を使える。サウナを何セットも思うがまま入れる。お風呂を出てからマッサージ機で心行くまで身体をほぐし、フルーツ牛乳をゆっくりちびちび飲める。万歳!
冷えた身体を洗ってから、いざサウナへ。今日は12分1セットにすることにして、サウナ→水風呂→露天風呂を5セットもやった。手がシワシワになった。
一人でお風呂に入っていると、ぼーっと思考に耽る。私は日常生活では殆どこの時間がないから貴重だ。
最近、人が好きになってきたことを書いた。
特にバスケサークルの仲良くなってきた人達と話すのが凄く楽しい。人のバックボーンや考え方を聞いたり、日常のエピソードトークを聞くだけでも楽しい。人はこんな風に時間使ってるのか〜、と。
ここ数年で大きな心の変化だったなと考えていた。
そこで、大学生と思わしき女子2名が湯船に入ってきてガールズトークしていた。内容は恋バナ。彼氏がディズニーと豪華なホテルで誕生日を祝ってくれたらしい。よかったね。
この彼女から出てくる話は何々をしてくれた、買ってくれた、プレゼントしてくれたなどのいわゆる惚気話だった。恋に恋する乙女で可愛らしくはあったけど。幸せそうで良いなと思っていたら。。
二人組のもう片方の友達はずっと横で惚気を聞いて共感して頷いていたものの、最後に一言。「そのサプライズじゃなくて、その人の事がほんまに好きなんやんな?」
私は横でおおーっと思った。
恋に恋しているのか、その人に恋しているのか。彼女は区別出来ていなかった気がする。
そして私もだ。
学生時代は人を好きになりたいと言うよりは、恋愛がしたい、という感じだった気がする。誰でもよかったといったら大袈裟だが。色んな人と関わり合って、他人が好きになって、惹かれあった先に恋愛感情があるはずなのだが、それを分かってはいなかった。
好きになってくれた人が好きになるのも、この人なら私に恋愛させてくれるのでは、と思ったから好きになっていたのかも。
だから、対してモテてきた訳でもないのに、追われる恋が殆どだった。追われなくなったら、私も恋愛してくれないのかーと見切って終わってしまう。
結婚を急いでしまったから、今まさに、恋に恋していたのか、旦那に恋をしていたのかの答えが出かかっている。(見たくない現実だが) 人として旦那に興味があるか、、、?うーん、ないな!!結婚前の私、未熟者め!
でもまあ、結婚相手に永遠に恋しなくてもいいと思う。そんな夫婦は稀なはずだ。人に興味をもつカタチは恋愛だけではないと思うし、これからもいろんなカタチで人を好きになって楽しい日々を送りたい。
友達が仲良くなりかけた知人にBNIの勧誘を受けてショックを受けていた。今まで仲良く話していた事が全て魂胆があっての事だったのかと裏切られた気分になったと。
私もアムウェイの勧誘を受けた事があるが、私はそこまで裏切られた気分にはならなかった。他の勧誘を受けた人達は憤りを感じていたようだが。
私はその頃、やはり他人に興味がなかったのだ。人が好きになる感情が薄いから、裏切られるような事をされてもそこまでショックは受けなかった。
人を好きになることは、こう考えると嫌な事もあるのかもな。
人間関係にエネルギーを使うという、今までやってこなかったフェーズに入り、33歳でいい歳にもなってるのに、刺激の多い毎日を過ごしている。
新しいフェーズで嫌な事があっても、結果として人間として成長出来るように頑張りたいな。
とりあえず明日はバスケだからもう寝よう🏀