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小2の時嫌いだった水泳に向き合うこと

徒歩20分の小学校から帰宅。
15時15分のバスに乗って水泳教室へと向かう。

これを毎週こなすのが、私の嫌なルーティンだった。

バスは私1人。いつもバスの運転手のおじさんが迎えにきてくれる。私が休めばおじさんは暇。そんな状態だった。

水泳教室はとにかく厳しかった。五輪選手も輩出するスクールで、とにかく泳がさられる。

私は水泳が苦手で、つまらなかった。基本的にスポーツ万能でリレーの選手になるのが当然のタイプだった私にとってはこの上ない苦痛だ。

いつのまにか、私は仮病を使ったり、学校に居残りをすることで、水泳教室から逃げていった。

親から日々怒られた。それでも、水泳教室には行きたくなかった。

水泳教室にたぶん1〜2年くらい通ったけれどクロールまでが限界。タイムも全くだ。

あれから20年以上が経った。私は今週に1〜2回プールに通っている。きっかけは妻だ。泳ぐのが得意な妻に連れられてプールに行き泳いでいる。いまだに泳ぐのは苦手だ。けれど、なんだか苦手だけど続けてみることの意味も感じる。

明らかに代謝は良くなり、浮腫も減り、筋肉もついてきた。そしてなりより、嫌だけど少しずつ向き合うことでストレスに対するレジリエンスもついた気がする。

そして、あの時の気持ちを思い出した。
水泳が苦手で、辞めたいのに辞めたいと言えない悔しさ、孤独感。
水泳が苦手で、辛いのに共感されない寂しさ。

そうか、苦手な時に寄り添ってくれる人が欲しかったんだな。

今は妻と一緒に頑張るということで、喜びがある。
誰かとともに頑張りたい。そんな自分のありたい姿を見つけられた。

苦手にも少し踏み出してみる。過去逃げたものに向き合ってみる。その意味も感じた体験だった。

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高橋 奎  
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