リゾート

2010年05月30日の内容 「はてなブログ」からのインポートですが、2014年4月7日12:00以前の日付の場合は日付が2014年4月7日12:00で固定になるため追記してます

旅行最終日。
昨日からの宿泊は、HERITANCE AHUNGALLA。
日本ではあまり知られていないが、スリランカでは超有名建築家のジェフリー・バワの設計。
高級リゾートの建築家として、その道では知られた存在らしい。
2003年に他界するまでに多くのリゾートホテルや学校を設計したが、今回のホテルもそのひとつ。


ロビーに一歩足を踏み入れた瞬間、目の前に広がる光景に目を奪われる。

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いきなりプール。
暗くてよく分からないので、翌朝撮った写真を。


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海面と同じレベルに作ったプールで、そのプールに入ると海との一体感を味わえるように設計されている。
粋ですな。


部屋も落ち着いた雰囲気で◎。
当たり前かもしれないが、シャワーはお湯。
久しぶりに、まさに湯水のごとくホットシャワーを浴びた。
初めてのバワ建築ホテル。
期待を裏切らないホテルだった。
いや、勿論ホットシャワーがあったからではなく、ご飯もビュッフェながら美味しかったし、ホテル自体が纏っている空気感が良かった。


レストランの従業員は、もう少し教育が必要かな?


日曜日の新聞によく住宅販売の広告挟まってたでしょ?
あれに描いてある見取り図が、三度の飯より好きだった子供時代。
そんな純真無垢な少年期を過ごした俺としては、バワの写真集がとても気になる。
スリランカのおしゃれな雑貨屋さんや高級な本屋さんには、それこそ多種多様なバワ建築写真集が置いてある。
しかし、そのどれもが目の飛び出るような値段。
写真だけでなく、見取り図まで書いてあるような物になると、簡単には手の出せない世界。


俺に腐る程のお金と、誰にも脅かされない権力と、世界中がひれ伏す地位と、尊敬の念を一身に受ける名誉があれば・・・。


ホテルのスイートルームで、凍えるほどエアコンを効かせながら長袖シャツを着込み、クール宅急便で送られてきたレバ刺しを食しつつ、バワ建築の写真集を眺めるという贅沢もできるのに・・・。


今俺にできるのは「写真集を眺める」という部分だけ。
しかも本屋で。




残念だ。


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