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お水を1万円で売る方法が分からなければ、話にならない。いますぐマーケティングを学ぶべき理由。

こんにちは小林です。

あなたはペットボトルのお水を1万円で売る方法って分かりますか?有名な話なので知っている方も多いと思います。ということで簡単に説明していきますが、

100円前後で買える500mlのお水を1万円で売る。
こんな一見詐欺のような話ですが、売る方法はあります。物ではなく価値を売るという話でよく出てくるお話です。では以下の文をお読みください。

砂漠で遭難し、何日もお水にあり付けていない富豪だったら何のためらいも無く、この水に1万円を支払う事でしょう。それで命が助かるのですから・・・


ここで大切なのは、価値と市場の大切さを教えてくれているという事です。

まず価値。
この砂漠で遭難している方。仮にAさんとします。このAさんにとって500mlのお水は、もはやただのお水ではありません。自分の命に繋がる大切なお水です。
定価の100倍の金額だったとしても支払う価値を見出すことができています。

なので結論として、水を1万円で売る方法はある。ということになります。

しかし誰にでも売れるか?というとそういうわけではありません。Aさんのような希少な人と出会えなければ、水を1万円で売ることは難しいからです。そうなると市場は明らかに小さく、水を1万円で売るというビジネスに勝機があるとはなかなか思えません。


ここまでで勘の鋭い人は、自分のビジネスにこの話を上手く取り入れることができるので、私の記事を今後読む必要はありません。


ここまで読んでも何も思いつかなかった方はもう少し私と一緒にマーケティングを学ぶ必要があります。


今回のお水を1万円で売る方法という話で、
私があなたに何を伝えたいかというと、

すでにあるものの価値を高め、それを欲している状況を作り出せなければビジネスとして成り立って行かない。

ということです。

では今までの話をもとにお水を1万円で売るビジネスを開拓してみましょう。

例えば・・・

まず旅行会社を設立。
サハラ砂漠散策ツアーを立ち上げる。
金額は3泊5日でひとり150万円。
泊まるホテルはチュニジアの高級リゾートホテルを用意

この条件でそれなりにお金がある人を集めます。

お金がある人を集めたらあとは簡単。
安全を確保した上で、サハラ砂漠で散策という名目で
丸1日遭難させればいいんです。
そうすれば1万円の水は飛ぶように売れることでしょう。

集客とは

ここまで読んでくれたあなたは間違いなくマーケティングの大切さが分かってきていると思います。

ではもう一段レベルアップしましょう。

あなたは上記の話のどの段階で、
集客というワードを使うのが適していると思いますか?

①それなりにお金がある人を集める
②サハラ砂漠で遭難させた人の数

どちらだと思いますか?

ここで大切なのはどの段階にどんな役割が隠されていて、
どこに設けのキャッシュポイントがあるか?という事です。

実は①の段階ではほぼ儲けはありません。この段階に持たせている役割はそれなりにお金のある人を集めるための役割で、これをフロントエンドと呼びます。

そして②で定価の100倍でお水を売り付ける。ここに設けのキャッシュポイントがあります。これをバックエンドと言います。


これは私たちが生活している現実世界でもよくある話です。

例えば深夜のテレビショッピングで高枝切りバサミを格安で提供していますが、
これは高枝切りバサミの売上で利益を取ろうとは考えておらず、

高枝切りバサミを使う→
家があり自分でやる時間がある→
お金があって健康なご年配の方のリストを集める。

そして後から高額なギフトカタログを送りつける。


というような流れができています。


マーケティングとは何なのか?

答えは

欲しがっている人に欲しいものを最高の価値で買ってもらうこと

だと私は考えています。


これをあなたのサロンに置き換えてじっくり考えてみてください。


※もっと実践的なことや詳しいことは今後メンバーシップにて公開していきますので、もしよろしければご加入のほどよろしくお願いいたします。



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