OSをUbuntuからZorinに。起きた不具合と対策。
Zorinの見た目に惹かれてOSを変えたので、起こった不具合と解決した方法を書きます。
ちなみに、内蔵GPUしか搭載していないPCを使用する場合はこれらの不具合は起こらないと思います。
1. 外部モニターを認識しない。
ディスクリートGPU搭載のPC使のであれば、インストール時にmodern NVIDIA driversというのを選択しなかった場合に起きます。調べた限りディスプレイマネージャーがデフォルトではgdm3なのでこれをlightdmに変更して、GPUドライバーを入れ直せば解決できますが、個人的にlightdmのログイン画面が気に入らなかったのと、ファンクションキーによる輝度調整時に挙動がおかしかった(輝度調整は可能だが暗くするときに画面が真っ暗になった)ので、gdm3に戻しました。gdm3でもGPUドライバーを入れ直すと外部モニターの認識はできますが、問題がないわけではないです。
2. 輝度調整がうまくいかない。
lightdmの場合、画面が黒くなるのとセカンドモニターの輝度調整ができませんでした。
gdm3の場合、そもそも輝度調整ができませんでした。
両方に使える解決策は輝度調整アプリケーションを入れることです。
そのアプリにショートカットを割り当てることでほぼストレスなく使うことができます。
ちなみにディスクリートGPUを認識していない状態ではファンクションキーによる輝度調整が不具合なく動作しました。
$ sudo add-apt-repository ppa:apandada1/brightness-controller
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install brightness-controller-simple
最後に
私は普段使い用のPCからLinuxディストリビューションをOSに採用していますが、ソースコードを読んだり、細かい設定ができるほど詳しくはないので、より良い解決策が必ず存在すると思います。何かしらの不具合が起きてもソフトウェアやハードウェアの問題ではなく自分自身の技量の問題であることが99%であると思うので、すべてを消去してOSを再インストールする前にできるだけ自分で調べて解決することが一番大事だと思います。
あとは、Zorin Pro使ってみたいなあと思いますが、有料というのがどうも踏み出せない理由です。お金がもったいないというよりも無償でとても完成度が高いものを使え、開発等には全く影響しないのでいまいち気が進みません。