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5週目
9/30
朝からカテキョ二日目。のんびりしている。マリーがジムに行くとのこと、私も一緒に向かうことにする。1時間ほどワークアウトをしたのち一旦部屋に戻り服を着替える。水着という名のただのテニスウェアを履いてビーチに向かう。初日に海パンでも買おうかと思ったのだがさすがリゾートいいお値段である、買わないという決断。今日も「WITTGENSTEIN」。全くチャプターが進まない、本当に理解ができない。おそらく言語の壁ではく、シンプルに何を言っているかが理解できない。ゆっくりと情報を消化していこうと思う。のんびりしている。本当に。時間の進みが遅く感じる。
10/1
気づけば月も変わった。ポルトガル三日目である。明日にはスペインに行く、ポルトガルで過ごす最後の1日。日の出を見ようとしていたのだが、起きたのは9時。とっくのとうに太陽は昇っている。相も変わらずカテキョ、やはり人に物を教えるのは嫌いじゃない。鶏胸肉とベビーリーフで簡単なサンドイッチを作った。卵を焼いたのだが、油がなく、フライパンにめちゃ引っ付いた。私のブランチ。お腹が満足した羅服を着替えてビーチに向かった。今日は「1000 pattern of checkmaite」を持っていこう。ビーチでのんびり、今日の海は少し波が強い。ぼーっとクイズを解いていたら気がつくと寝ていた、気づいたのは3時間ほど経ってから、すでに太陽がCliffに差し掛かっている。家に戻るとマリーとシエラからみんなで街に行ってディナーにしようという提案、ティナは今日の昼を街で過ごしたのことで来ないとのこと。私は行かない理由がないのでぱぱっとシャワーを浴びて服を着替えた。ソフィアもちょうどプールから帰ってきて合流、Uberを呼び20分ほどかけて街の方に移動した。街に着くと火曜日だというのにも関わらずとても賑やかで栄えている。いろいろなお店を見てまわりながら最終的に落ち着いたのは少し坂になってる交差点にお店を出していたメキシカン料理のレストラン、通り沿いの外のテーブルに案内された。マリーとソフィアはTacos beafとMargerita Classic、シエラと私はNachos polloとMargerita classic を頼んだ。お店の人が食事を運んでくると同時に、カラフルなメキシコといったらこれ見たいな感じの帽子を我々四人のに被せてくれた。あまりにも陽気な店員さんと我々の滑稽な姿にみんなで大爆笑。帽子を被ったまましばらくご飯を食べていると、カポエイラのストリートパフォーマンスが始まった、結構ちゃんとしたパフォーマンス。ただの街外れの交差点が、ブラジルとメキシコとポルトガルの交差する点となっているこの状況にまたみんなで大爆笑。あまりにもカオスすぎる。食事を楽しんだのち、みんなで街を散策しながらお酒が飲めそうなバーを探す。いくつか回ったものの、最終的に屋台のような小さな出店でお酒を各々が買い、適当なレストランの外の席を少し拝借することになった。本当に賑やか、ストリートパフォーマンスやお店のバンド、歌を歌っている一般人。本当に火曜日ということを忘れてしまうぐらい賑やかである。我々はというと、「Who is most likely to…」(誰がーっぽそう?みたいな。よくある会話のお題)をきっかけとし、無限に話を広げていっていた。周りの音量に全く引けを取らないぐらい我々もうるさかった。ひとしきり笑い倒し、散々語りまくり、時刻はすでに23時。明日の8時にはホテルを出なくてはバスに間に合わない、荷造りはまだ終わっていない。Uberを手配し、コテージに帰宅。長い1日だった。
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10/2
電車に乗れた、ようやく一安心。ここにくるまで長かった。当初の予定は8時にホテルを出ること、いろいろあって8時半。しかも手配していたUberが遅れて到着、バスの時刻は10時に出発。かなりギリギリである。目的地についたもののバス停の場所がわからない、周りの人に聞くももちろんポルトガル語。言語の壁というものをすごく感じた。DeepL(翻訳アプリ)を使い、なんとか正しいバス停の位置を教えてもらった。出発2分前、ギリギリにバスを発見。なんとか乗車することができた。今回はバスと電車を使ってスペインのマドリードに向かうこととなっている。それが一番選択肢の中で安かったからね。国境を越える、EU圏内の移動は一度入国してしまえばパスポートいらず、気づいたらスペインの中にいた。14時に乗り換え地点のSevillaに到着、次の電車は16時半出発。時間があるので駅近くのローカルなお店で簡単に食事をとった。私が頼んだのはエビをベーコンで包んであげたもの、名前は忘れてしまった。美味しかった。暫く過ごしたのち、駅に向かう。掲示板の見方が難しくしばし手こずったがなんとか我々の電車を発見、乗る前に簡単なスナックを買った。セキュリティチェックをし、指定されている座席に向かう。あとはゆっくり電車に揺られようと思う。
10/3
スペイン1日目。起きてすぐに一人カテキョ。空が本当に青い、空がやけに近く感じる。今日はプラド美術館に行くことがメインイベント。全員でホテル近くのカフェで朝ごはんを食べてから美術館に向かった。本当に街が綺麗。空が綺麗。歩いていてすごく気持ちが良い、ここ一週間ほど毎日2万歩ほど歩いているおかげか自律神経。美術館についた、学生が無料なのは本当にありがたい。最初はみんな一緒に行動していたが、気づいたら各々の興味の方向に進んでいった。最初はひとつひとつ解説を読み込みながらしっかりと見ていたが、あまりにも広すぎてこれでは全てを見て回るのに1日かかってしまう。楽しみ方を変え、絵画から距離を置き、全体を俯瞰的に見るようにして気づいたことがある。視点の終着点が必ずある。面白い。私は何も芸術の移り変わりなど歴史の面をちゃんと知らない、それぞれの背景を知ることでより楽しむことができるのだろうな。本を読まなくては、歴史に触れなくては現実に思考が侵されてしまう。3時間ほど滞在したのち、美術館から少し離れた公園でみんなと合流。ティナは見て回りたいリストがあるとのことで街の方にいった。残った我々は公園でのんびり、シエラはお昼寝。私とマリーはヨガしたり三点倒立をしたりした。
10/4
スペイン2日目にして最終日。起きてすぐ二人カテキョ。今日はみんな各々のやりたいことをする日にした。昨日の夜に予約した現地ガイドによるマドリードツアーが10時からある、準備しなくては。街の至る所に点在する歴史に触れながら巡り歩く。歴史と現代を繋げながら軽快にトークを進めるガイドさんすごいほんとに。2時間ほどでツアーは終了した。ツアーを通して仲良くなったスイスから来たお姉さんと、オーストラリアからきたお兄さんの3人でお昼ご飯を食べた。一期一会。お姉さんはバックパッカーでヨーロッパ中を歩き回っているらしい、泊まるところは現地調達だそうだ。お兄さんは映像系の仕事をされているらしく、大学を卒業したのちにロンドンで働き始めたらしい、今は休暇だそう。いろんな人がいる。二人と別れたのち、Palacio Real de Madrid(マドリード王宮)に行こうと思ったが、現地に着いてみるとあまりにも列が長すぎる。並んでいる人に聞いてみると1時間以上待っているけど半分も進んでいないとのこと。残念だが諦めて向かいにあったでっかい教会に行くことにした。綺麗やった。一度ホステスに帰り、シャワーを浴びて一休み。夜はフラメンコを見に行く。見てきた。すごく良かった、ほんとに。大晦日のバレエや、ロンドンでミュージカルを見てきた時からうっすら感じていたが、おそらく私は人が感情をなんかしらの形で表現する芸術を鑑賞することがすごく好きなんだと思う。舞台芸術?正しい日本語がわからない。コンサートとかが好きなのも近しいものだろう。とにかく、すごく良かった。女性が歌っている際は男性が、男性が歌っている際は女性が踊っていた。愛と情熱の踊りとはよくいったものだ。明日はイギリスに帰る日。荷物をまとめなきゃ。
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10/5
つかれた。家に着いたのは24時を少しすぎた頃。移動時間にして合計13時間、そのうち飛行機やバスに乗っていたのは4時間もなかった。ほとんどが待ち時間、もしくは荷物を引っ提げての徒歩移動。いろいろは明日に回して今日は寝ようと思う。
10/6
お買い物に行った、食料を買わなくては。洗濯をしようと思ったがハウスメイトの誰かがすでに使用していた。