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日記のような備忘録:夏公開映画の感想(1本目)

 お盆前に不思議な組み合わせで2本映画を見てきました(笑)
 その1本目『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』&『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』

 どちらの作品も脚本の面白さに興味を抱き始めた頃からアニメや他の特撮などで作品を見ていた好きな脚本家。そのお二人が手掛けていらっしゃる作品なのでこれほどのお得はないなと思い見に行ったという感じです。

 では、『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』から。

 冨岡さんの脚本の心地よさは『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』でもそうでしたが各キャラクターの良さを凝縮し、見る人が
「そうそう!このキャラにこれだよ!」
というのが欲しいときにピッタリくるのが堪らない。
 テレビシリーズでもこの作品はプロフェッショナルな大人たちが緊急事態に対してチームを作るというスタンス。
 劇中でもシリーズ作中でも細かい部分で視聴する子供たちに配慮されている箇所が多く、それがわかると「あぁ、とても丁寧な作品だな」と関心しながら視聴しています。
 映画では、HIKAKINさん出ていますがもの凄い出落ち。
 でもそのあとのシナリオ考えると仕方ないかも。帰り方のガッカリ感は可愛らしい。
 オープニングを上手に使いながらそのまま本筋へ
 亡命していた二コーラ姫に対してISAの決定に不服があるが立場上出来ない調さんが依頼してきたことからスタート。
 と思ったら早速敵からのダイナミックな侵略で全員バラバラに。
 殿(しんがり)を務める大也、錠。姫の護衛は未来、先斗。その他の危機的状況に適切に動く射士朗、玄蕃。

あぁ、超わかる。そうそう!(^o^)

 と見る人に言わせたいのかというくらいわかりやすい本編強化版な内容。
 まぁ、ギャグかなと思われる細かいツッコミはいろいろある。
 シャーシロのフリーランススパイでの情報網の強さは組織化してもおかしくないくらい異常だし、玄蕃さんは「やはりロリポップマンじゃないか!」と「まぁ、そうだよね」とツッコミと納得の応酬。

 ちなみに知っている人もいらっしゃるかもですが、カーレースにおけるロリポップ(マン)はPIT INの際にレーサーに「BRAKE」と「1ST GEAR」の表示とその表示を上部に掲げてPIT OUTの「GO」を出す人。整備が終わりと他のチームと混戦せず安全にピットから離れるためそれを支持する役割があります。(最近はその辺変わって信号機方式ですけどね)
 なので玄蕃さん……仲間だけど完全に「ブンブンジャーのサポ専”超”強火」キャラなんだなぁ~と。そういうキャラは昔から大好き派です(笑)

 あと、声優の関智一さんの小ネタはいちいち細かかったです。一回じゃわからん(笑)。
 ほかの細かなネタに関してはファンの皆さんがあげているので割愛。


『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』については、ウム……なんだろうなぁ~脚本家長谷川さんが初期に大きく関わっていた『ウルトラ』シリーズを改めて視聴しているような感じを受けました。

 陰鬱な描写からの盛り上がり方が滅茶苦茶『ウルトラマンティガ』TVシリーズとその後のティガ映画2本を彷彿とさせる流れ。
 たぶんDAIGOさんがウルトラシリーズに参加されていた実績から余計に思ってしまった自分(苦笑)。ちなみにDAIGOさんが参加されたウルトラ作品も長谷川さんが脚本担当なのでこれは脚本家希望のキャスティングだったのかな?(詳しい方教えてくださぁーい)

「ケミーカードを掲げる」は「私が・僕がウルトラマンティガだ!」の最終回をフィードバックさせてしまいました。

 でもなんであれ、就学前児童が誰かと一緒に何かを体験・共有するというのは一番大きな演出でとても効果的。
 仮面ライダー的にはわからないけどヒーローモノの王道を威風堂々と走っている感じがあってお祭り映画にふさわしいなと思ってみてました。

 映画版の長谷川脚本の定番は主人公をもの凄い曇らせてハイパーインフレを起こすのだが、主人公の脇を固めるメンバーが自分の役割をきっちりやり抜く演出がニクイので見ていて楽しい。そんな感じです。

 とりあえず自分的には一部の描写が怖いというお子さんもいるかもしれないが概ね親子で見やすい作品で良心的だなと思いました。

 個人的には冨岡節と長谷川節な脚本が映像としてがっつり見れて、ホビーアニメ特有の王道と丁寧さ、参加されているスタッフの作品と子供たちに配慮された愛を感じられてとても良かったです。

ウム(^^;)これ感想か?
まぁ、いいや(T_T)。
おそまつm(_ _)m。

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