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Foundation courseってどんなところ?

通常日本の高校に通っていた学生はイギリスやオーストラリア系の大学に入学する際 、Foundation course で一年間学び合格してから学部課程に進む必要があります。あまり紹介されることが少ないfoundation courseについて今回、良いところと悪いところを挙げながら紹介したいと思います!


Foundation courseって?

Foundation courseとは1年間のコースで日本の大学で言う1年生と同じ扱いとなります。多くのイギリス、オーストラリア系の大学は3年制の大学が多いためfoundationに通った場合日本の大学生と同じ年数で大学を卒業することになります。
日本での教育と海外の教育の差を埋めるためや、学部課程で必要となる能力を育むための1年間となっています。

University of Nottingham Malaysiaには4つのコースがあります

  • Foundation in Business and Management 

  • Foundation in Arts and Education

  • Foundation in Science 

  • Foundation in Engineering 

Foundationは実際にどう?

(メリット)

1: 学部過程で必要となる能力をゆとりを持ちながらつけていけるところ。
海外大学といえどfoundation courseはそれほど高いハードルのある場所ではないと感じます。授業数も課題数も学部課程に比べて少ないため、学部からのスタートに不安を感じている人たちにはとても良いレベルで勉強が進められる思います。

2: 選択科目もあり、自分が学びたい事について学べる。
例えばfoundation in businessではLawやSocial Sustainability, Phycology, Oral communication などの多種多様な授業の中から 一つを選らんで学ぶことができます。このような選択科目を通じて、学部過程で何を学びたいかをはっきりさせていくことができます!

3: 自分の時間をめいいっぱい好きなことに費やせる
学部過程と違って授業数が少なく課題量も少ないため自分のために使うことができる時間がたくさんあります。sports clubに入ったりsocietyに入って自分の興味のある事について時間を使うこともできます!

4: 進学先が1つの大学に縛られない
私のいるUniversity of Nottingham Malaysiaのfoundation courseに通っている学生の中には、来年から別の大学に進学する予定の学生が多くいます。アメリカやヨーロッパ、マレーシア国内など様々です。大学内のfoundationで学んでいるからといって必ずしもその大学の学部課程に進まらければいけないわけではなく、この一年の経験からさらに別の大学へ進むことも可能です!

(デメリット)

1: あまり興味のない教科も学ばなければいけない場合がある
幅広い教科を扱うfoundationだからこそ、時々自分が好きじゃない科目、苦手分野を学ばなければいけないときもあります。ですが自分が本当に向いているかいないかを見極める良いチャンスと思えば、メリットになるかも!?

2: 自由な時間がありすぎる
メリットで挙げた自由な時間の多さですが、一人の時間が嫌い、趣味がない人にとっては時には辛く感じることもあるかもしれません。勉強は毎日するものの、やはり時間が余る。余った時間の使い道に迷ってしまうことも事実としてあります。


Foundation courseも一つの選択肢に!

今回はメリットデメリットをそれぞれ挙げながらfundation couseについて紹介してみました。海外大学に進学する上で様々な方法があります。私個人としてはFoundation courseは日本人留学生にとってとても役立つものになると思っています!是非、今回の記事も参考にしながら考えてみてはいかがでしょうか!

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