ワークショップ
嬉しいことに、お声がけいただいてワークショップをする機会に恵まれた。
毎年、夏休みを中心に何回か。
初めての生徒さんが、成人式を迎えたと言うから驚きを隠せない!恐ろしい話だ。
私のワークショップは、基本 親の同伴NG。
たま~に親子で参加もあるけど。
「うちの子、私がいないとダメなんですよ~」
なんて方も丁寧にお断りしている。
第一に、消防法に引っ掛かるから。
せっかく応募してくれてるので、全員参加させてあげたい。
アシさん入れてギリギリで入室調整する。
第二に、今まで「私がいないと~」うんぬんの子も、経験上だいたい一人で出来ちゃう。
最初は泣きわめいて、どーにか自分の思い通りにしよーとするけど、それでも親から離れてしばらくすると、近くのお友達(基本、みんな初めまして。年齢もバラバラ)と楽しそうに作業に没頭する。
さっきまでの泣き顔が嘘みたいに「先生みて!」とか言って、手を引っ張ってくる笑
私は「楽しい!面白い!」を体験して、少しでも物作りを好きになってくれたらいいな、と思っている。
だから、これをしちゃダメって事は言わない。
(意地悪とイタズラと物を粗末にする事はめっちゃ怒ります。捕まえて目をみて目で怒る!)
親がいると必ず「ここはこーでしょ」「それはこの色でしょ」とか余計な口を出すし、終いには「うちの子、上手にできなくて…」なんて事を言い出す。
初めてやる事を上手に出来なくて当たり前じゃん!
てか、自分なら出来るの?と言いたい。
私だって何回も何回も練習するよ。
「上手!」って言われたいし笑
そして、物作りを「常識的」に考えなくていいと思っているので、お手本や必要なパーツなどは、常識では考えられない色味の物もまぜる。
お手本で作るときも本物にはない色味(例えばイチゴをブルーで作る)にして、自由にやってくれ!とアピールする笑
初めは戸惑って「これしていーの?あれしていーの?」って聞いてくるけど、だんだん夢中になって作業し始めたら、後は子供たちにおまかせ。
子供たちの邪魔をしないように。
悩んでたらちょっとお話して。
経験上のアドバイスなんかもして(赤と青を混ぜてごらんよ~、筆はこーもつといいよ、とか)
子供って、ホントにホントにスゴいんだ!
もうそのセンスにやられるし、羨ましくて嫉妬しちゃって、作品置いていって欲しいって思う笑
始めと終わりじゃ顔つきも違うしね。
親御さんもビックリすることがあるけど、子供って本当にスゴいんだ。
毎回、こっちが学ばせてもらう。
都合でお休みしてるけど、また、ワークショップしたいな。
楽しい記憶しかなくて、準備がおそろしく大変なの忘れてて泣くけど 笑
当日はあっという間に過ぎちゃうんだよな~