ボカロで覚えるシリーズのお話

のーとの2ページ目ははじめての教材紹介です。
こちらは1度Twitterのほうで紹介したものですが
発売された時少し話題になった、ボカロで覚えるシリーズのお話を。
生徒の要望で「ボカロで覚える英単語」と「数学」を購入しました。

こちらの教材の1番良いところは
"ボカロが好きな子にピンポイントで刺さる"
ところです。

当たり前といえば当たり前なのですが
自分の好きなものがテーマになったものというのは
それだけで自分用、という感じがしますし、興味が湧きます。
特に暗記物というのはいかに自分の周りのものや好きなものに結び付けられるかというところが記憶の定着に影響してきます。

また、先生が自分の好きなものを理解してくれているという信頼関係にも影響し、信頼関係が築けていると先生の言葉が生徒に通りやすくなりますので、ボカロが好きな生徒さんの場合はシリーズのうち1冊を導入してみるのもいいかなと思います。

生徒がボカロを好きな前提で、他に良い点としては
・歌を繰り返し口ずさむことで記憶しやすい
　　→聴覚優位の子におすすめです。
・フレーズが丸ごと覚えられるため、例文が作りやすい
・曲ごとにテーマが決まっているところも魅力
・フルカラーかつカラフルでポップなデザイン
などです。
お洒落な参考書というのはそれだけでモチベーションを上げますし
ミクやルカと歌っているうちに英単語力があがっていきます。

逆に、ひたすら書いて覚える単純作業が得意なタイプの子には
情報が多すぎて向いていない教材だと思います。
また、少々本が小さめで開きづらく、文字が小さめなので
目の筋肉が弱めの子には難しい教材かもしれません。

引き続き使ってみてなにか追加情報があればまた書きます。