「ばらまき」と「ベーシックインカム」
この二つは結局、同じことでしょう。
制度化された「ばらまき」政策が、「ベーシックインカム」ということでいいのではないかと。
もう少し踏み込むと「ベーシックインカム」の印象として、「ばらまき」とは違って、最低生活を保障するレベルの支給まで実現するような期待感がありますね。
大変な社会経済情勢となった2020年現在、さまざまな「補償」≒「ばらまき」が多発しています。これがこれからも続いて、まとまりのなかった「ばらまき」が生活保障レベルに制度化されたら、実質的なベーシックインカム制度の実現でしょうか。
万が一そうなるとして、その前にベーシックインカムを導入して目指すべき社会・経済のグランドデザインの議論を切に希望します。
これまでの社会・経済の教科書を書き換えないままのベーシックインカム制度では、もったいなさすぎです。
私としては、
永続的に、もっともっとを求める。
という資本主義の基本デザインから
一旦はこれでいいよ。でも「もっと」を求める人はどうぞ。
という大変換を実現するためのベーシックインカムであろうと考えています。
終わり。