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自問自答ファッション講座を受けた話 2
この記事を書き終えた瞬間、秋谷さんから自問自答ファッションレポートが届いた。偶然というにはちょっとときめきが過ぎる。
メールには沢山のおすすめブランドのURLが並んでいる。私みたいな『全てプチプラで揃えてます』という者でも知っているブランドがいくつかある。それらを全てお気に入りに登録し、パソコンでもiPhoneでもiPadでも見られるようにした。
そして添付のレポートを、これでもかと舐めるように見る……この幸福感。
私の為だけに作られた、私だけの制服化への地図。
私のファッションコンセプトは、【経験を伝えるエッセイストさん】。
素敵やん……(感涙)!
この美しいイメージ写真の中でも特に心にズドンと来たのが、上段一番左。
知らない世界に誘ってくれそうな小径……ああまたどっか行きたい!!
県内ですら、コロナ問題で場所によっては職場に事前申請が必要。そんな環境下においてはなかなか難しいけれど……転職すれば行けるのかしら。無理か。この業種や職種である限りは。
この『経験を伝える』という点、実は最近占い師さんから言われた『あなたは実体験を通して執筆するといいですよ』というアドバイスとリンクしている。秋谷さん凄い……!!
講座の中で私がお話しした事を元に作って下さっているこのレポート。
そうなんだよ、私はもともと発信するのが好きなんだよ……と気付かせてくれた。
二十歳そこそこの頃、某漫画の二次創作小説を携帯サイトにガンガンアップしまくっていた。
デジタルで絵を絵を描くことを覚えてからは、毎日のように何かしら描いて個人サイトの日記に上げまくっていた。
仕事のストレスをブログにしたためたり、そこで繋がった人達とオフ会もしたなあ。そして今はTwitterとnoteを使って、こうして顔も知らない誰かに向けて今日も発信している。
ファッションとは関係ないところで、気付きを与えてくれるレポートだった。
とはいえ、やはりメインは『いかに心躍る制服化を達成するか』なのである。
そう。ここでポイントなのは単に制服化する事ではなく、『自分の気分が上がる制服化』。これをどうやってクリアしていくかだ。
秋谷さんが提示してくれた制服案は、私が実は感じていた「同じような服ばかりで揃えるのはつまらんなあ……」という気持ちを汲んで下さったかのよう。
私はミニマリストになりたいと思ってはいるけれど、着る物に関しては最近、やっぱり自分に似合う物が良いなとか、ちょっと色も足したいなとか、何なら自分が一番いい感じになれる物が欲しいなとも思っている。
それは私が圧倒的に黒が似合わないという理由もあるけれど、単に飽きっぽい性格だから。同じ形、同じ色、それらを延々着回すと、すぐに飽きてまた迷子になってしまうのは目に見えている。
スティーブ・ジョブズの潔さに憧れる一方で、私にあそこまでの事はきっと出来ないなと白旗を上げていた。
そんな私に秋谷さんが提示してくれた制服案の一つがこちら。
私、この基本のセット大好き……。アクアマリンには、『聡明・勇敢・沈着』という石言葉があるそう。どれも欲しいものだ。
ここで、紺のパンツは持っているけどブルー系のトップスって長袖のTシャツしか持っていないなと気付いた。ニットはブルーがない代わりにグレー。半袖Tシャツは白とラベンダーのみ。あとはレギュラーカラーのシャツは2枚とも白。
惹かれるブルー系に出会えたら、その時は試着をしてから買おうと心に決めた。それまでに素材やネックの形等、色々決めておきたい。
こんな調子で他の制服案とも向き合い、自分が今持っている服を出しながら自問自答していく。
当面、慌てて何かを買い足す必要はなさそう。でもアップデートは必要なので(服のコンディション的な意味で)、似合っていて気分が上がる物だけを時間をかけて突き詰めていきたいと思う。
こうして着る物について考える時間を割くことはあまりなかった。
何故なら私は薄給の介護職。洋服に使えるお金なんてそんなにない。だからいつも、近くのユニクロで骨格ストレートに合うであろう服をぱっと試着し、似合う色を選び、滞在時間20分程度で店を出ていた。
自分に合うデザイン、色選びにはそこそこ自信があったし、実質ほどほどに似合っていると思えたからそれはそれで悪くなかったのだけれど、いつも『何かパッとしないな』という気持ちが拭えずにいた。それは私が『どうせほとんど通勤で着るんだから、無難なやつでいいや』という基準で選んでいたからだ。その事に、今回の講座で気付くことが出来た。
私の職場は病院で、その世間一般のイメージはやはりクリーンなものだろう。だから、例え仕事中は制服であったとしても、病院勤務の身としてはそれなりに通勤時はきちんとした服装でいなければ……そんな考えが自分の中にあったのだと思う。
最も私はもともとジャケットだのシャツだの、かちっとしたアイテムが大好きなのでその辺りは苦ではなかった。だから制服化自体はそれなりに抵抗なく進めることが出来ていたと思う。
しかし、だ。
その服選びの基準の中には、『自分の気分が上がるのか』という物差しは無かった。
確かに、『似合う服』は問題なく選べている。
でもそれは『気分を上げてくれる服』なのか?私が自問自答していなかったのはこの点なのだろう。正直、そこまで考えていなかった。
つまり、私は『職場に着て行ってもおかしくない服』を最優先基準にした上で『似合う服』を選んでいたのだ。そこで満足していたから、『着ていて自分の心が潤うのか』という疑問は生じなかったのかも知れない。
手持ちの服を着た時にもやもやしていた原因が、これで一気にクリアになった。優先順位がTPO>機能>外見との調和だったからだ。自分の事は一番後回しになっていたからだ。
すっきりしたーーー!!!
もっと自分の事を労わっていこう!!!!
さて、当面買い足す物はなさそうとさっき書いたけれど、服以外ならある。
靴だ。
講座の中で、毎回スニーカーの紐が解けるのがストレスと言ったのだけれど、改めて考えるとこれが本当にイライラする。
通勤靴だから、ほぼ毎日履く。だからほぼ毎日紐が解けるし、ほぼ毎日イライラする。精神衛生上よろしくない。
しかし私は靴こそ『履いてて楽なのが一番だし通勤靴なんてそれしか必要じゃないでしょ』という気持ちで選んでいたのだ。今のGUのスニーカーは履きやすく歩きやすい。が、イライラする。
GUは何も悪くない。紐の問題を除けばベストな一品なのだから。
服よりも靴選びの方が私には難題な予感がする。
秋谷さんのこの記事の中に、理想のアイテムについて書き出す作業について記されている。
あいにく我が家の近所にはスタバもないしカフェも少ない。病院勤務の身では何となく飲食店に行くのもまだ気を遣ってしまう。そんな町に住んでいる。
家に一人きりの時に部屋にこもるか、平日の図書館なんていいかも知れない。
私が今最も迷うべきアイテムは服ではなく、靴。
パンツにもロングスカートにも合ってくれる、飾りも紐もないシンプルな物が良い。勿論足に合って歩きやすい点は譲れない。通勤にも外出にも使える、そんなオールマイティな一足。
そろそろスニーカーの傷み具合が可哀想なことになっているので(穴が開きそう)、夏までには見付けたいなと思っている。
ここまでで、アイテムに関しては最優先は靴選びと決めることが出来た。
全体的な問題としては、私はチェストとハンガーラックの二か所に服を収納している今の収納方法が我慢ならない(同じカテゴリの物は一か所にしておきたいタイプ)。現在、黙々と収納をハンガーラックにまとめる方向に進んでいる。
生憎今のハンガーラックには全て吊るせないのでメタルラックを新調予定。チェストは母に譲ることにした。
とりあえず、次の休日はニトリに省スペースなハンガーを買いに行き、チェストの服達をまずは手持ちのハンガーラックにどうにか吊るしてチェストを空にする。下着や靴下の類は適当な箱に避難させる。
部屋のコンセントの位置があまり機能的ではない為、家具の配置も頭を悩ませるところではあるが、服を1か所に収納するだけで随分広く感じられるはず。
私のファッションに関する自問自答は、まずは環境を整える問題からスタートするようだ。