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高橋優ONE STROKE SHOW ~一顰一笑~@沖縄公演のセットリストと備忘録

47都道府県弾き語りツアー

2023-2024

ONE STROKE SHOW

~一顰一笑~

ファイナル沖縄公演
琉球新報ホール


ここで見たもの感じたことを
忘れないように

2024年7月6日(土)この日ここで
弾き語りで路上ライブをしていた頃の
優さんの初期衝動みたいな魂を
感じることができたように思う

いや、これは願望であり
きっと思い込みなのだろうけど
歌い続ける!と積み上げてきた想いも
流れた血も汗も涙も
吸収できた気がする

悲しいとかさみしいとか悔しいとか
あまり思い出したくない
感情のスポンジを
一旦ぎゅっと絞って吸い上げた

お菓子で言うなら
サバランくらい潤ったんだから
もうこの先、私の心が
枯渇することはないでしょう
乾いてきたとしても
またすぐ潤してもらえるし

サバランとか意味わからんけど
強い味方がいつも隣にいてくれる
そんな心強さを身にまとった!

と今、そんな気持ちで
備忘録を残そうとしている

2日たって忘れてしまった
細かい記憶とか匂いとか
肌で感じた空気感とか
全部戻ってきて


⚫セットリスト

  1.未だ見ぬ星座
  2.陽はまた昇る
  3.シンプル
  4.クラクション
  5.誰がために鐘は鳴る
  6.同じ空の下
  7.spotlight
  8.靴紐
  9.微笑みのリズム
10.HIGH FIVE
11.サンドイッチ
12.誰かの望みが叶うころ
13.友へ
14.はなうた-pray for Akita-
15.勿忘草
16.(Where's)THE SILENT MAJORITY?
17.雪月風花
18.こどものうた
19.明日はきっといい日になる
20.キセキ

-encore-
21.リーマンズロック
22.ピーナッツ

-2nd encore-
23.福笑い



●備忘録

行きたいと願って叶わなかった
いくつもの公演を経て
3ヶ月半ぶりの歌声に
ぶわっと泣いてしまうのでは!?
と危惧していたけど
「未だ見ぬ星座」の
しなやかなイントロと
渋さと優しさが混在した低音は 
意外とすーっと入ってきた。
すーっと

ああ、もう優さんの
この弾き語りが
身体に馴染んでいるのだなと
嬉しくなった

考えたり言葉にしないように
努めていたけど
結構さみしかったんだ
ライブ行きたいけど我慢した日々

でもそうか
キツいなぁと思う日も
あと何日したら…と願う日も
いつもこの歌声に守られていたんだな


「素晴らしき日常」が
世に放たれてからもう14年
14年と言ったら!!!
生まれた子はもう思春期真っ盛り!!!
世の中も様変わりしたけど
この歌は変わらないな

音色とかストロークとか歌声とか
ライブはいつだって千変万化だけど
そういうことではなく

この曲に鎮座している
ぶっとい芯はこの先が
どんな時代であろうと
揺らぐことはないのだろう

都知事選前日に聞く
「素晴らしき日常」
強くて正しくてモヤモヤして
パワーがわいた!
(すごくほめてる)


前述2曲のあとの「シンプル」別人!
優さんの中の優さん何人いるの?
歌詞も歌い方も好きだけど
大サビ前の間奏だいすき!

優さんが歌うと周りのあれもこれも
全部愛おしくなるのはなぜ?
汗とか涙でドロドロな自分さえ
許せてしまう
優さん魔法使いか妖精なの?


感情のこもった言葉の区切れ方による
フレーズと拍間(え…伝わる?)
最高だった「クラクション」


その後は記憶が迷子
優さんの全身全霊の弾き語りを
浴び続けたら思考能力を失うらしい

左脳は一時停止したまま
優さんの音楽に身を任せて
「おーいぇー」したり
手拍子したりして
会場中に浮遊する
ハッピーオーラのいち部分となる

かっこよく歌っていてもすぐに
溶けそうな笑顔を見せてくれて
その笑顔に涙が溢れたり

沖縄ワールドで
ハブとマングースのショー見て
クイズに正解したんだとか
シロヘビと記念撮影したけど
ほんとはいつものように
自撮りしたかったんだとか
楽しませようとする情感豊かな
お話ぶりに爆笑したり

優さんの歌が、気持ちが、
矢継ぎ早に飛んできて
泣いたり笑ったり震えたり
情緒がパラパラ切り替わる

「キセキ」を聴き終わったら
もう私は放心して我を忘れていた


アンコールの
「リーマンズロック」と
「ピーナッツ」で覚醒

だってどうしても
もうファイナルのファイナルだと
知っているから!

ぴんしょうつあーの歌声は
もう聴けないんだと
知っているから!

目も耳も鼻も脳も心臓も
全部スイッチ入れて
受け止めて帰らないと! 

「生きていけ」

「色違いの愛とプライド」


すごい歌を作って
すごい心で歌ってくれるもんだ

さみしいけど最高で
帰りたくないけど
明日からの毎日も楽しみになる

濃厚なアンコールだった
感情カオスで終演(仮)


琉球新報ホールに集まった
うちなーんちゅ(えせなんちゅ多め?)が
どんな気持ちで終演を迎えたのか
細かな感情は計り知れないけど
優さんに対する
「ありがとう」の気持ちは
あふれていたと思う

拍手も叫び声も指笛も
もう終演だってアナウンスが
あっても止まらなかった

「優さん、こいつら帰りませんよ」

そんなスタッフさんの
声があったかどうかは
知らないけど

もう靴を脱いで控室にいた優さんは
キラキラな笑顔で戻ってきた!!

「パンパンってすごい音聞こえてさ!」
と戻ってきた!

「まだ歌っていいんですかー!?」
「え…何歌おう…」としばし考えて
「声が聞こえたような気がしたから」と
歌ってくれた「福笑い」は国宝もの。


うちなーんちゅも
えせなーんちゅも
この時ばかりは!と大熱唱。

優さんと一緒に歌う幸せを
噛み締めながら
届けー!と言わんばかりの想いが
そこら中に飛び交っていたように思う。

優さんの表情から届く愛も
巨大だった。

あなたがいつも笑えていますように
心から幸せでありますように

大きくて深い両想いを実感して
ぴんしょうつあー終演。

さみしいけどずっと幸せ。


いつも応援してくれてありがとう
と優さんは言うけれど
応援されているのは
こちらの方なんだよね

優さんの歌、優さんの言葉、
優さんの心、優さんの笑顔に
どれだけ救われているか!!

感じたままをお伝えして
厚く御礼を申し述べたいけど
しっくりくる言葉はない

言葉にしたら本音が遠ざかる
ありがとうの一言に
集約された想いたちが
まとめられたくない!!と叫んでいる

この感謝と感動の気持ち
いっそのこと数値化する
センサーにでもかけられて
「こんなん出ましたけど!」
と天文学的数字で示して
お伝えしたいくらいだ


でもきっと
言葉にしなくたって
数値化しなくたって
この感情は伝わっている
そう信じている

ぴんしょうラバーのみんなの想いは
優さんの優しい手により
すくい上げられて
また歌になって戻ってくる

ほら、言葉にすると
すごくおこがましくて陳腐

だから上手に言えなくても
またライブに行って
お礼を伝えればいい

また会おうねって
言ってくれてありがとう
またすぐ会いたい


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