
高橋優@奈良公演ONE STROKE SHOW ~一顰一笑~ セットリストと備忘録
@いかるがホール
【セットリスト】
メモを取らなかったので確かではないけど、セットリストに変更あり
(比較→神奈川・千葉公演)
※「雑踏の片隅で」→「クラクション」
※「虹」→「こどものうた」
1.未だ見ぬ星座
2.陽はまた昇る
3.シンプル
4.クラクション
5.誰がために鐘は鳴る
6.同じ空の下
7.spotlight
8.靴紐
9.微笑みのリズム
10.HIGH FIVE
11.サンドイッチ
12.誰かの望みが叶うころ
13.友へ
14.はなうた-pray for Akita-
15.勿忘草
16.(Where's)THE SILENT MAJORITY?
17.雪月風花
18.こどものうた
19.明日はきっといい日になる
20.キセキ
-encore-
21.プライド
22.ピーナッツ
【備忘録】
⚫13公演目!
声帯炎を克服して
茨城公演に続いての奈良公演。
日頃から鍛錬を重ね
歌うことに労を惜しまない
優さんだからこその回復力か。
ふさわしい言葉が思いつかないほど
生歌の気迫を感じた。
毎回感じることだけど!!
1曲目の歌い出しのピッチの正確さと潔さ
そして声量に驚かされる。
声量お化けちゃんは
ただ闇雲に突っ走るのではなく
曲によってはしっとりと歌い上げ
緩急をつけたライブ進行。
例えば「勿忘草」なんかは
ギターもしっとり。
語りかけるような低音。
優しくあたたかい歌声は
まるでオフマイクで部屋の中で
聴いているかのよう。
…ちょっと目を閉じてみた。
すぐ横で歌ってくれているような
妄想の世界に入りかけるが
やはり目をそらさず
見て聴きたいので
瞬きほどの一瞬のファンタジーだった。
⚫クラクション
このツアーでは初めての披露。
自分的にインナーチャイルドに
立ち戻り癒される曲。
歌詞への共感が強く
格別な思いがある。
自分の中で処理していた心の機微を
言語化して歌ってくれる
優さんのおかげで
モヤモヤのモヤが解消される。
”間違ってる 間違ってる 戦争を”
こういった歌詞を歌う時の
優さんが本当に素敵!
このワンフレーズを聞くために
ライブに行くのもいいと思える。
歌詞と音符だけじゃなくて
心が加わってこそ高橋優の楽曲。
(いや、どちらかと言えば
心に歌詞と音符が加わっているのだな)
クラクション素晴らしかった!
優さんのおかげで
見知らぬ誰かの幸せを
願える自分を保てているのだ。
⚫こどものうた
弾き語り「こどものうた」が
大好きな私は、何度も何度も
2番のAメロBメロ好き好き備忘録を
書き連ねている気がするが
やはり今回もサイコーだった!
弾き語りCDの音源とは少し違ったかな。
その場面場面で
生きているギターの音を聴けて
とてもシアワセ!
⚫会場の様子
「優さーん」とか「サイコー」といった
歓声はあがるけど
優さんに話しかけるような
ガヤが飛ぶことはあまりなく
品があり、少しかしこまった
雰囲気を感じた。
特に開演間もない時間は
空気に緊張感があり
拍手にのみ熱がこもっていると
いった印象を受けた。
「声出していいんだよ?」
「規制がかかっている期間もあったけど
”黙食”とかね…そういうの
もう終わったから笑笑笑」
と言って優さんは楽しそうに笑っていた。
その後は
「いいね、だいぶ温まってきたね!」
「歌声いいね、お上手!
どこかで習ったの?」とか
何かツボにハマったのか
ネジが緩んだかのように笑いながら
その場の空気を楽しんでいたよう。
「俺ばっかり楽しんでごめん」
って言ってたけど大丈夫!
こちらも負けないくらい
めちゃくちゃ楽しんでいるんだから!
⚫MC
奈良観光は坂口さんに教えてもらった
スポットについてのお話。
カップルが多く
「バチが当たればいいのに」と
坂口さんが言っていたという
平城京跡。
カップルが多いどころか
行ってみたら誰もいないじゃん!
というオチ。
💁高橋優さんX投稿
平城宮跡、独り占め。#ぴんしょうつあー奈良 pic.twitter.com/XnsxxOnnRe
— 高橋優 (@takahashiyu) February 23, 2024
写真撮影に便利なスマホスタンドが
設置してあったそう。
アングル的にも空模様的にも
寂しげおひとり様写真大成功笑!
💁高橋優さんX投稿
鹿橋優🦌 #ぴんしょうつあー奈良 pic.twitter.com/KvEYmZaK2v
— 高橋優 (@takahashiyu) February 23, 2024
平城京跡の次に鹿に会いに
奈良公園に行ったけど
時間が遅くて鹿おらず笑
(翌日の午前中に再訪、会えたとのこと)
鹿橋優よかったね。
このあたりのお話は
次の「おとなりさん」で
話してくれるようだ。
⚫人間力
今回は座席の位置が前の方で
コロコロ変わる表情や
ギターを弾く指もよく見えた。
アルペジオ、ストローク
奏られる音も千変万化。
そしてどの演奏でも所作がキレイ。
感情も加わるのだろうが
ブレずに美しいフォームと
表情豊かなサウンドが耳心地いいのは
技術の底上げを怠らないからこそ
なんだろうな。
そんな風に感じる演奏だった。
カズーやウィンドチャイムや
リズムを操る姿も好きだ。
歌いながら
あれもこれもひとりで
こなしちゃうのすごいな。
会場による雰囲気を自らが楽しみつつ
こちらを楽しませてくれるその力量は
優さんの人間力そのものだな
と感じた。
歌がうまくてギターが上手なだけでは
この素晴らしいライブは成立しない。
優さんがあたりまえに過ごす
日常そのものが
私のお守りだと感じた
奈良公演だった。

