Sonic Research Turbo Tuner ST-300 個人的レビュー
今回は…
Sonic Research Turbo Tuner ST-300をレビューしてみます。
早速結論ですが…
「精度と反応が良過ぎなストロボチューナー」でしょうか。
精度は±0.02セント。
コントロール、実はディスプレイ下の左右にボタンがあります。主にモード切り替え機能ですが普通に使う分には問題ないです。他にも色々あるのですが、
内部DIPスイッチです。
画像の様に両方上の場合、チューニング時にミュート、両方下の場合は音が出ます。
画像では伝わりづらいかもしれませんが、結構明るくて見やすいです。あとトゥルーバイパスですね。
で、個人的に嬉しいのは、反応が速い事。
これに尽きます。正直反応の遅いチューナーってイライラしちゃうし、デジタル針タイプの動きもあまり好きではないんです。やっぱり時計回り、反時計回りのストロボチューナーの動きが私は好きですね。
他にもPCと繋いでカスタムチューニングを保存できたり、高精度なのでバズフェイトンチューニングにも対応してたりと機能も充実してます。
欠点は、やはり精度が良すぎてピッタリチューニングを合わせるには時間とペグ操作の正確性が求められる事(弦交換直後とかもうヤバいです)、普段チューナーとして使う分には色々な機能を使う機会が少ない。バッファードバイパスを好む人にはおすすめしづらい。
あと、最近は(この記事を書いてるのは2022/4/16)入手がやや困難です。私もそこそこ探して中古で購入しました。
まとめとして、精度と反応に優れた本気のストロボチューナーが欲しい方にはこれ以上無い選択肢です。チューニングは音作り、ギター弾く上での土台ですし、良いチューニングはいい音を生むと私は考えてまして、良い音でギターを弾くと耳も鍛えられますし上達も見込めます。ギター始めたての頃は特に。
正直私もチューナーでそこまで変わるか?と思ってましたが、明らかに鳴りが違う。±0.02セントの世界、体験したことがない方は是非とも体験して頂きたい。
今までクリップチューナー(t.c.electronic UniTuneのストロボモード)を使ってました。
矛盾してしまうかもしれませんが、実は私過去に突発性難聴を患ってるので耳に自信が無いんです。だからペダルチューナーって有難いし安心するんです。
アコースティックギターの場合は…無理矢理チューニングは合ってると信じ込んでます。UniTuneのストロボモードも±0.02セントですが、取り付け位置で変に変わってしまってないか気になるんですよね。脱線しましたね失礼。
価格はチューナーとして安いとは言えませんが、多弦ギター、多弦ベースにも対応しているので、トゥルーバイパスでとにかく精度と反応に優れたペダルチューナーに拘りたい、稚拙な表現ですが最強のペダルチューナーが欲しいって方は是非お試し下さい。
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