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2022 エフェクター備忘録

今回は年末記事という事で色々振り返ってみます。まず、今年買って良かったなと思うエフェクターは…

こちらで紹介しているXotic soul drivenがまずは思い浮かびます。私は大体半年辺りでメインの歪みが変わる事が多いのですが、これを手に入れてからは不動のメインドライブとして君臨してます。とにかく濃厚で上質、それでいてしつこくないしキャラもちゃんとある。音の密度とバランスがすごく好きですね。

また…

このFenderのディストーションも良かったですね。使いやすさと2つの歪みをブレンド出来るという独自性、ユーザーフレンドリーだし価格も手に入れやすい。文句ないですね。Fenderが作るディストーションなら安心して買えるでしょうしね。

ただ、両方とも今年発売されたものではないのは悲しいですね。まぁ世の中的に仕方ないところもありますけど。あと、今欲しいなと思ってる歪みは、Zahnrad SCOTCHとBOSS DS-1Wかな。あとは筐体がデカいシリコントランジスタverのファズフェイス。今ならジミヘンのモデルになるのでしょうね。

多分去年も同じ事を書いたかも知れませんが、やっぱり最近のエフェクターって使いやすくて音もいいんだけど、それだけなんですよね。商業的、売れるために作られたもの。平均点は高いけど個性や独自性、意外性がない。言い方を悪くすると売れ線しかない。ユーザーに媚びてる。とりあえずこういうの出せば売れるでしょ?みたいな。あとは中身一緒で「ガワ」だけ変えてみたりとか。
あとは声の大きい、影響力のある人が「案件」で受けたモノをよく調べなかったり、個人的にコレが許せないんですけど「その人達と繋がった気になりたい」から買う。しかもそのインフルエンサー達がRT他で拡散しちゃうからその流れが加速してる部分もある。
まぁ此処は選択肢が膨大にある世の中だったり、SNS等の部分だったりありますけど、みんなそれが良いって思ってしまうのはいかがなものかなぁと。そうかと思えば手に入れた機材が気に入らなかったらその人達のせいにしたりとか、どんだけ自分で責任取りたくないの?って正直思ってます。もう少し自分の耳でちゃんと楽器屋さんなどで聞いて考えればこんな事は少ないとは思うんですけど、まぁパンデミックからの流れからしたら仕方ないのかな。
来年こそは独創性溢れるエフェクターが多くリリースされて欲しいですね。変わってるかも知れないけどウチはこうだから、俺が良いと思ったからリリースする。そんなペダルが出て欲しいです。出来ればお求めやすい価格で笑

最後に自分もですけど、著名人の声、周りの声ではなく、ちゃんと自分の頭と耳で判断してエフェクターは選ばないとなぁと強く思う年末でした。絶対的に良い音なんてない。あるとすれば自分がちゃんと責任持って好きな音を出す為のツールが楽器であり、その一つがエフェクターなのですから。

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