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レディースデーの違和感

こんにちは。KEIです。
野球選手とバスケ選手のオタクです。

今回はスポーツのレディースデーに関する話。
少しネガティブな内容が含まれかもしれませんが、ご了承ください。

レディースデーってなんか変じゃない?

何年も前から、いつかどこかでしてみたかったこの話。
Twitterの140文字ではおさまらないので、こういう時noteは非常にありがたいなと改めて思います。
野球やバスケを見に行くようになり、各球団が行っているレディーズデーやガールズフェス的なイベント。これって、なんだか違和感しかないのです。
企画してくださっているスタッフの皆さん、申し訳ないです。

最初にお伝えしておくと、きっかけはどこでもよくて、色々な人が、応援したい色々なスタイルで、ルールを守った上で楽しめればそれで良くないですか?というのが私のスタンスです。
だから、そのきっかけを「性別」で括られることにとてつもない違和感がある。

野球場に来る女性は本当に少ないのか。

野球を見始めて2年ほど経った頃、野球観戦が好きですと言っていたら、
「え?野球なんて男に連れていってもらうしか行くきっかけなくない?」
と言われたことがある。
さらには、1人で野球観戦にいく話をしたら未だに、「女性1人で行って大丈夫なの?」と言われることもある。
野球場のイメージって、居酒屋代わりにビール飲んでる仕事終わりの男性がたくさんで、女性1人で言ったらビールの一杯でも奢ってもらえる、そんな感じ??ないないない。

オタク目線では、女性で野球を観に行く人って意外といる気がする。
少し調べてみたらNPBで平均男女比が6:4〜7:3くらいらしい。
ネットで拾えた情報なので、信憑性はさておき、私の肌感覚でも1軍のゲームはそんなものだと思う。
さらに主観で語ると、2軍の日中デーゲームや練習、キャンプ(秋季、春季)は圧倒的に女性が多数。平日などは肌感覚で8割ほど女性の日もある。
日常的にこういう場に出入りしている私は、女性ファンが少ないという感覚がまるでない。
それでも、毎年なおイベントが行われる背景にはただただ慣例的になっているか、ある程度の集客が見込まれるか、未だ集客したいターゲットとして女性がいるか、この辺りが理由なのだろうか。

レディースデーが本当に観に来るきっかけなるのか。

少し話は戻って、レディースデーに直接的な来場動機あるとしたら、それは何かしらの来場者プレゼントがあることだと私は考えている。
レディースデー、だから行こう! よりも、
レディースデーで女性だけにプレゼントがある、だから行こう!が実行動に近いかなと。
しかも、プレゼントがユニフォームであることも多いので、その日しかもらえない限定品を求めて、だったり、野球観戦をあまりしたことのない人を誘いやすかったりするのは確か。
あぁ、そうか。
これは男性が女性をスポーツ観戦に誘うための口実なのだとしたら、この違和感しかないイベントもいかにも男性スタッフたちが考えていそうで納得がいく話に思える。

女性来場者向けのプレゼントの違和感

プレゼントがあるから行こう!となったとして、このプレゼントにも疑問が生まれる。貰えるものは黙って貰っとけ!とご指摘受けそうですが、続けます。
まず、来場した女性の先着〇〇名様にプレゼント!などがお決まりですが、女性かどうかの証明はどうするのかという問題。何万人も入るキャパがある球場で何かを確認することはあまり現実的ではないようで、結局見た目で判断されている。
私が過去に経験した中では、女性専用レーンみたいな専用入口を設けているところもあり、球団によっては、「女装はNGです!」と堂々と掲示しているようなところもある。現代のジェンダー問題を考えると、どれも今の時代には全く合っていなくて本当にやめた方がいいと思う。
さらには、女性はピンク色っていう謎のイメージ。
そのせいで、レディースデーのユニフォームはたいていピンク色ベースなのも残念すぎる。 一つ目の理由は、私はピンク色が全然好きではないから。
似合わなくて私服でもピンク色は持っていないくらいで、当然配布されたユニフォームは袖も通さずに人にあげるか、いつもタンスの肥やし。
もう一つの理由は、普段のユニの色味と違いすぎるから。
こっちがむしろ大本命の理由。球場に来る女性たちはだいぶおしゃれになっていて、それこそ、普段のユニと合うような私服を選ぶ方も少なくない。そんな中で、普段のユニと色味が違いすぎるピンクユニ。そりゃ着たくもなくなる。

プレゼントを考えるチームの皆さんよ、ピンクは決して女性全員が着こなせる色ではないのだよ。これは声を大にして言いたい。

それでも女性を呼びたいクラブの皆さんへ

私がもしも見たことのないスポーツをこれから見に行くなら、
①自分好みの圧倒的なイケメンがいるか(体格も含む)
②ルールについての解説があるか(ラグビーとか行ってみたいけど、ルールがハードル高めなのですよ…誰か解説して欲しい)
③競技を見に行ける環境があるか

この3つが大切で、これが揃ったら新たなスポーツの沼にハマる気はしています。
女性に限っていえば、圧倒的にプレーヤーの魅力を押し出した方が有利で、SNSだったり、イベントだったり(それこそ、ファッションイベントとか、アーティストのライブにBリーガー出て行ったらあっという間に火がつきそう)まだまだ市場がありそう。
集客したい人たちにハマる面白いことを企画してくれるクラブ、チーム、球団が現れてくれることを期待しています。

さてさて、今年のレディーズイベントはどうなるのか。
そろそろやめた方がいいよ、と関係者の方に願いを込めつつ。
今年も相変わらず実施されるようなら、もう少し各球団のコンセプトをよくみてみようと思います。

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