Kラーニング vol.221『ジェイコブ・コリアー版「Bride Over Troubled Water」の素晴らしさを伝えたい』
こんばんは♪
シンガーソングライターのKEI_HAYASHIです!
今回は『ジェイコブ・コリアー版「Bride Over Troubled Water」の素晴らしさを伝えたい』と題して特集していこうと思います。
Bride Over Troubled は、サイモン&ガーファンクルによって1970年にリリースされた楽曲ですが、
現在の音楽界でその鬼才ぶりを発揮し続けるジェイコブ・コリアーが、ジョン・レジェンドとトリー・ケリーをゲストボーカルに迎えたカバー版をリリースし話題と呼んでいます。
本日は、そんなジェイコブ・コリアーのカバー版「Bride Over Troubled Water」がどれほど素晴らしいアレンジなのか、音楽的な観点で考察していこうと思います!!
まずは音源を聴いていただきましょう!
Bride Over Troubled Water/ジェイコブ・コリアーhttps://youtu.be/AheurAZ-4kQ?si=kS57nlPQ9rYPvpKW
本当に息をするのは忘れるほど惹き込まれる楽曲ですね、、、
さて早速こちらの楽曲の素晴らしさを
・天才ジェイコブのハーモニーワーク
・人間離れしたトリー・ケリーのフェイク(節回し)
という2つの観点から考察していきます!
・天才ジェイコブのハーモニーワーク
「まさにジェイコブ・コリアーのハーモニーワークだよね」というハーモニーが随所に散りばめられてますが、特に私が感動したポイントは
4:33〜のこの小節
ジェイコブ節炸裂ですね!!
オリジナルと聴き比べるとその凄さを体感していただけると思います。
・オリジナル
・ジェイコブ版
専門用語になってしまいますが、平行同主調への転調を用いたハーモニーアレンジとなっております。
(またの機会に平行同主調については解説いたします!)
理屈はさておき、たった1小節でこんなにドラマティックな響きを作れるジェイコブは天才です。
・人間離れしたトリー・ケリーのフェイク
トリー・ケリーの脅威的な音域から放たれるフェイクもまたこの曲の魅力のひとつですね♪
もちろんただ単に音域が広いだけではなく、その芸術的な音選びはまさに神業です!
特に4:59〜からのこちらのフェイク。
https://youtu.be/AheurAZ-4kQ?si=iqFZp5HWctXt-G0K
またまた専門的な話になってしまいますが、
このフレーズは、このように3つの音階を用いて作られています。
一つ一つの音階もまたの機会に解説させていただくとして、3つの音階をこんなにスムーズに歌い分けられる技術は、本当に素晴らしい〜。
(少しでも近づけるようにまた今日も練習だ、、、)
さて本日は、
『ジェイコブ・コリアー版「Bride Over Troubled Water」の素晴らしさを伝えたい』と題してお送りしました。
お付き合いありがとうございました。
最後に今回取り上げたセクションの譜面もアップしますね♪
それでは、また来週もよろしくお願いいたします!!
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