【SEO対策】検索意図を満たす共起語を入れよう
現在、僕はメディア事業部でGoogleに評価される記事にするための施策を考えています。
その際によく考えるのが、「共起語」です。
前回は、「検索意図とは?」をまとめました。
今回は、SEO対策として、検索意図と絡めながら「共起語とは?」「記事へ入れるの共起語の調べ方」を自分なりに整理してみたいと思います。
まず、共起語とは何なのでしょうか?
●共起語とは?
共起語とは、
あるキーワードと一緒に利用されるキーワードのことです。
例えば、「プログラミング」というキーワードと一緒に利用されるキーワードは、「スクール」「言語」「学習」などが考えられます。
●そもそも記事内に共起語を入れるのはなぜ?
Googleのクローラーに関係しています。
かつてメインワード(上位を狙うためのキーワード)を記事にたくさん盛り込んで、記事を上位に上げようと目論む場合が多発しました。
メインワードが大量に盛り込まれて読めたものではない記事が大量発生。
それを解決するために、Googleクローラーはメインワードではなく、共起語から文脈を理解するようになりました。(Googleクローラーは常に進化しているので、どんな評価基準を持っているか分かりませんが)
なので、共起語を入れていないと評価されません。
効果的だと思われる共起語の盛り込み方を紹介する前に使うツールを紹介します。
●共起語を調べる際に使うツール
今回使うのは、
google search console
ahrefs
です。
ahrefsは結構値段が張りますがこの2つで紹介していきます。
では、検索意図を満たす共起語の調べ方を紹介していきます。
●検索意図を満たす共起語の調べ方
今回は、既存記事を上位に上げていく前提で考えていきます。
大きく2つあります。
・search consoleで表示回数が高い共起語から調べる
・狙うキーワードでの上位記事をahrefsで調べる
それぞれ紹介していきます。
●検索意図を満たす共起語の調べ方1:search consoleで表示回数が高い共起語から調べる
search consoleは、登録したサイトの記事の検索流入のキーワードまわりを計るツールです。
やる事は、以下の流れです。
1、記事URLをsearch consoleに入力
2、データを出力
3、メインワード以外の表示回数が高くて、検索意図が近そうな共起語(キーワード)をピックアップ
4、それぞれの共起語で検索してメインワードとの上位記事を比較
5、上位記事が同じ共起語は、メインワードと同じ検索意図を持っている
6、それらの共起語をタイトル、見出し、テキストに散りばめていく
表示回数を見る理由は、順位とボリュームの水準をある程度担保できるからです。
例えば、ある共起語が1ページ目にないと、表示回数ががくっと下がります。2ページ目にあったら、クリックしないと見れないですよね?
また、その共起語のボリュームが少なければ、そもそも検索されないのですから、表示回数が小さくなります。
だから、表示回数が高ければ、ある程度安心して共起語(キーワード)を選ぶことができます。
基本的に重要な共起語を入れる場所は、
タイトル、ディスクリプション、h2見出し、h3見出し、テキスト
が優先度の高い順です。
勿論メインワード、SEO的に重要なので、タイトルやh2見出しに優先的に入れるようにします。
●検索意図を満たす共起語の調べ方2:狙うキーワードでの上位記事をahrefsで調べる
ahrefsは、記事URLを入れることで、その記事がされているキーワードとそのボリューム、順位などがわかります。
手順としては、
1、記事URLをsearch consoleに入力
2、データを出力
3、順位が高くて、ボリュームがそこそこある検索意図が近そうな共起語(キーワード)をピックアップ
4、それぞれの共起語で検索してメインワードとの上位記事を比較
5、上位記事が同じ共起語は、メインワードと同じ検索意図を持っている
6、それらの共起語をタイトル、見出し、テキストに散りばめていく
基本的には、search consoleと同じなのですが、表示回数は見れないので、
共起語の順位と、ボリュームを見て、狙うキーワードを選ぶことになります。
順位が低いものに関しては、その記事はその共起語の検索意図を満たせていないと判断できるし、
ボリュームが低すぎるものは、順位を取れてもsessionがつかないため、収益化にも繋がらないし、検証のデータとしても量的に不十分なものとなってしまいます。
●検索意図を満たす共起語を選ぼう
共起語を適当に、ただ選んで記事に入れ込むのは、もったいないです。
是非、検索意図が高い共起語を考えながら、記事に入れてみましょう。
普段見ている共起語・キーワードを別の視点で見れるようになるかもしれません。