超便利!vlookupの使い方
hidaスプレッドシートでsumとaverage関数しか使ったことがない僕が、今日初めてvlookupと出会いました。
感動です。
皆さんにこの気持ち共有します。
●値を抜き取れるvlookup
vlookupって何?
ざっくり言うと、
vlookupとは、ある値をキーにして、指定した範囲から抜き出したい値を引っ張り出す関数です。
現時点では、何らかの条件で値を範囲から抜き取る関数なんだなと思うだけで十分です。
では、どんな式なのでしょうか?
●vlookupとは?
式は、
vlookup(検索キー, 範囲, 指数, 検索方法)
です。
検索キー・・・範囲から値を抜き取る時の条件
範囲・・・値を抜き取る範囲を決める
指数・・・値をとる列を決める
検索方法・・・だいたいFalseを指定すればOK
これだけだとピンとこないと思うので、実際に使っていきたいと思います。
●vlookupを使ってみよう
今回は、vlookupを使って、従業員のid、名前、性別をまとめたテーブルから決まったid(検索キー)で名前、性別を抜き取ります。
以下のようなテーブルです。
左側がデータを抜き取りたいテーブルで、右側がvlookupを使った結果です。従業員IDが4の従業員名や性別をテーブルから持ってきています。
例えば、上の図で、IDが4の従業員名を取ってくるには、
=VLOOKUP($E3, $A3:C12, 2, FALSE)
のような式を入力します。
手順は、
1、「$E3」で従業員ID「4」を指定($はセルを固定するという意味)
2、従業員ID「5」を探す範囲を指定する($はセルを固定するという意味)
3、従業員名は、左から数えて2番目なので、「2」を入力
4、思考停止でFalseを指定
のようにして、従業員名を表示します。性別も同様にできます。
注意としては、vlookupは左から検索キー(ここでいうと「4」)を探します。なので、テーブルは列に対して値が入るような形にしましょう。
ちなみに、行に対して値を格納するテーブルの場合は、hlookupが使えます。
●vlookupで効率化を図ろう
vlookupの使い方を紹介してきました。
今回は簡単なテーブルから値を抜き出すためにvlookupを使いましたが、本当に価値が出るのは、テーブルが膨大な量になった時です。
シートが複雑になって、「値を探すのが面倒くさい…」そんな時に、vlookup使いましょう!
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