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大人になれよ!

 「大人になれよ!」
親子ゲンカの際に愛息に吐き捨てる様に言われた

「!」大人になれよ?何よそれ! 

でも、的を得ているのかもしれない。
学校の成績は、まだ今ひとつだが、本当にピタッと言い当てる…インスタで #ぴかイチ と名付けただけあって、本当に鋭い愛息。

年相応でと、常に心に置いて生きて来た。決して若く見られたいわけでもなく、老いていることが悪いとも思わぬが常に年相応で良いとただ一生懸命に…

 幼い頃から運動神経が良く、おてんば娘だった私は兄に「可愛くしとけ」と言われ育てられた。母もまた可愛くさせてくれていた。だから可愛いくという意識と年相応という意識はあったものの、成人してからこの方、「大人っぽく」という意識は全くと言っていいほど、実は無い。

思ったことが無い。可愛くあろう美しくあろうとは思っても大人の女性になりたいと思ったことは…無い。(もう大人なのに😅)それで想い返せばご迷惑をお掛けした事もあったかに思う。ごめんなさい。

 大人には、自然と嫌でもなるものだという意識があり、あえてなろうとせずとも良いと、勝手に思っていたフシがある。だから、愛息を育てるにあたっても、世に言うぎりぎりの高齢出産だったこともあり、負けられないぞと子どもががっかりしないようには、体力的にもテンションもいくつも遡って頑張っていたように思う。正直10年は遡っていた(笑) またそれは幸せなことだった。夢と希望に満ち満ちて。

 しゃがんで子どもと同じ目線に落とすことはあっても、上から目線なんてとんでもないと思っていた。しかし、身長ももう私よりも高くなり、しゃがみこんで視線を合わせる必要は無くなっている。上から目線ではいけないものの、大人の女性として、見守ってあげなければならないだろう。さすがに半世紀以上生きて来て世間的には致命傷かもしれない…何と!抜け落ちていた。

 美容室のFチーフと新しい発見だった。「努めて、大人の女性になろう!」と決めた。まだ間に合うかな。何のために?自分自身の成長の為に?キャリアアップの為に?人生の為に?

さて、大人の女性に一番近い外題は何かしら。
やれる?

季節は学びの秋へ 芸術の秋へ。
読んでいただきありがとうございます。

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