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のびのびリポートが嬉しい反面妬けてくる

 お正月のスポーツ中継が目白押し。各局色んな中継が待っている。コロナ禍で観客がいないことが本当に残念でならない。会場へ行けない人の為にTV中継があるのかもしれないが、会場の歓声が無いことは放送で伝える上でも選手達の熱い姿が随分霞んでしまうのではないか?そこをどう伝えるか❓2021年のスポーツ中継は、映像音声、実況リポートそれぞれ色んな想いが電波に乗せて届けられるのではないかと思う。

 音声の勉強をしたときに「音声技術の底上げをしたいのだ。中央と地方で音声のレベルが違っては困るのだ」とまず最初に言われたことを覚えている。

本物を学ばねば、局のフェーダーを触れないとの思いから、東京へ出かけた時のことだ。それは私の音声研修の話。 
とは言え全国ネットとなると力が入ることは分からないでもない。圧倒的に見ている人聞いている人の数が違うのだから。そもそも地方でそれを保つ努力も大変な事だ。ただ、何の物怖じもせず堂々と、ともすればのびのびとリポートをやっている同僚に、顔が見えなくても、つやのある声が聞こえてくると、それはものすごく嬉しくもあるしホッとする。反面何で私と仕事している時にはこんなにならないかなぁ…なんて妬けてくる。そしてこのつやを地方へ帰って来てからも出してあげられるようになりたいと、心新たにした新年のスポーツ中継。 

今年も1年、佳い仕事をして良い年にしよう。 
どうぞよろしくお願い致します。

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