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金継ぎ教室5日目(5回目)
教室に置いていた器が新たなキズを負ったことが大きなことで、長文になったので5日目の日記は2つに分けることにした。
思いがけず可笑しな話|Keichan24 (note.com)
コクソ(刻苧漆)を塗っていた部分を撫でてあげて、トクサで表面を軽くこする。器の表面を触った時に引っかかりが無いようにする。それは次の作業である呂色漆の食いつきをよくする作業だ。そして呂色を細い筆で塗ってあげた。
コクソとは、麦漆(小麦1水少々:生漆1)に地の粉(珪藻土を火葬?したもの)麦漆は、パッカリ割れたものをつなぐ時に使う
(ちょっと記憶があいまいなのでまた書き直すかもしれない)
筆は樟脳油で洗ってからコクソを着ける。コクソを着けた筆はさっと引くとかすれてうまく着かないので、じっと乗せるように筆を動かす。周りにあまりはみ出ないようにそぉっと乗せながら動かしていく。
教室が終わるころに、器を落とした生徒さんが謝りに来られていた。なんと手作りのブルーベリージャムと山椒の佃煮、そして珍しいジャガイモをたくさんに。作業が最初に戻るだけで、また直せばよいのだから、私もよい復習になってよかったのに、お土産までいただいた。ありがとうございました。なんだか可笑しな話だった。
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そして、きょうの始まる前の「金継Cafe」はレモンケーキと珈琲、爽やかなお菓子と珈琲で目が覚めた。ごちそうさまでした。
金継ぎ教室5日目、とっても楽しい。
ありがとう
2023年7月7日 七夕様