ドン・キホーテ 後篇一・二・三 - 感想・引用
今回の記事は、古典小説の中でもとても有名なドン・キホーテの後篇です。名前を聞いたことはある人が多いと思いますが、実際に読んだことがある人はかなり少ないのではないしょうか。前篇の感想は以下よりご覧ください。
この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。
感想
正直やっと終わったというのが感想。
前編から10年後の物語。
構成というかスタイルは前篇と同じで、主人公と副主人公が冒険をし、その道中で出てくるキャラクターに色・物語があり、進んでいくというもの。
サンチョが領主になる
裁判をする。
3日で終わる。グダグダだけど、意外と嘘ついているやつを見抜く。
農家だからといって元の拠点に戻る。
騎士道的な精神で契約
最後、自分が結んだ契約に縛られ、家に戻り、冒険を止めることに。
最後死ぬとき正気に戻ったのは良かったなと。
遺産の分割や死後の対応など、かなりしっかりした言葉で、死ぬ間際というのを感じさせなかった。
この本の訳者後書きに結構洞察が残っていたと思う。
セルバンテスは『ドン・キホーテ』執筆の(表向きの)ねらいを、「騎士道物語が世間と大衆のあいだで享受している権勢と名声を打倒すること」(「前」序文)としているが、その目的を達成するためにとられたのが、物語に描かれている超人的な英雄の騎士を、ずっこけた狂気の反英雄(=ドン・キホーテ)によって笑いのめし、諷刺するというパロディの形式であった。
引用
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また、この本のトップハイライトは以下のリンクよりご覧ください。
https://glasp.co/discover/book/B00QT9X87I
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