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結果を出すのが早い人の特徴 その①「逆算思考」

はじめまして!
言語化コーチングをしている清水啓吾と申します。
今回は、結果を出すのが早い人の思考方法ということで書かせていただきます。
私自身、講師として全国の治療家向けに技術やコンサルティングの指導をしていましたが、その中で結果を出すのが早い人に共通している思考方法がありましたので、それをシェア致します!ぜひ参考にされてください。


ずばり、逆算思考で考えている

表題の通りですが、結果を出すのが早い人というのは、常に物事を逆算思考で考える癖がついています。

早く教師を辞められるのはどっち?

それでは例として、
仮に教師を辞めたいと考えている人がいるとします。

この時、結果が出るのが遅い人は、
まず、今の自分の身の回りのことを考えます
次に、身の回りのことが片付くのがどれくらいかかるのかを計算します
そして、その計算から〇年後には辞められそうだな
と考えます。

反対に、結果が出るのが早い人は
まず、ゴールから決めます「〇年後には辞める。」と
次に、その日までに辞めるためには身の回りの何から片付けたらいいか考えて優先順位をつけます
そして、あとはひたすらそのスケジュール通りに実行する
という順番で動きます。

どちらの方が目標を達成するスピードが速いと思いますか?

圧倒的に後者の考え方ですよね。
前者の方は、今ある状況から考えているため、教師を辞めようと思った時にやらないといけないことが無限に出てくるように感じます。そして、最悪のパターンは行動が止まることもあります。
でも、後者の方は期限が決まっているので無限にやっている暇がないんです。だからこそ必要最低限のことしかしなくて済むようになるんです。そして、やり始めてわかりますが、意外とやらないといけないことってなかったりするんです。

今から考えると、全てがやらないといけないことに見えてきて無駄なこともしてしまう。
ゴールから決めると、本当にやらないといけないことだけが見えているから無駄なことはしない。
だから、結果が出るのが早い。

ここまで聞いて
「うん、聞いたことある。」って思った方。
さすがですね、そんなあなたは逆算思考の持ち主だと思います。

今回、後半はもう少し別の切り口で「逆算思考ができない人の背景」を言語化していきます。

ちなみに、この逆算思考があるかないかでビジネスにおいてもプライベートにおいても、出てくる結果が全く違います。プライベートにおいてはどんな影響があるのか?は、また別の投稿で紹介します。

逆算思考ができない人は、日本の教育の賜物

ここからは、逆算思考ができない人がなぜ逆算思考ができなくなっているのか?を、少し私の仮説も交えながらお話ししていきたいと思います。

思考方法は生まれつきではない。変えられる。

大前提、思考方法は生まれつきではなく、変えられる育てられるものだと思っています。だからこそ、逆算思考が苦手な理由を言語化しておけば、逆算思考が身につけられます。

では、逆算思考ができない人は、なぜそうなってしまったのか?
それは、ひとえに日本の教育の教え方に問題があると思っています。

どいういうことか?
日本の小学校教育の中には「Why?(なぜ?)」という問いがあまりにも少ないんです。
もう少し詳しく説明すると、みなさんも5W1Hは聞いたことがありますよね?

  • When(いつ)

  • Where(どこで)

  • Who(誰が)

  • What(何を)

  • Why(なぜ)

  • How(どのように)

をまとめて、5W1Hと呼びます。
これらは情報整理や、問題解決をする際のフレームワークとしてよく用いられます。
そして、小学校教育においては「Why?」以外の質問が頻繁に使われます。
なぜWhy?が使われないのか?それは、それぞれの質問の特性に

Why以外の5つは全て、事実に基づいた答え
Whyは、聞かれた人の考えも含めた答え

という違いがあるからです。
日本の教育のベースは国のために働く兵隊を作りたかった。というのがありますよね。これ自体は全く問題ではないと思います。それがあったからこそ日本が強くなれたという事実もありますから。

でもだからこそ、「why?」という質問を兵隊にすることは国にとって不都合なわけですよ。兵隊に「自分の考え」なんかいらないわけですから。

「〇〇しろ!」「御意!」が一番いいわけですよ。もし「〇〇しろ!」に対して「なぜそれをしないといけないんですか?」なんて言おうもんならスパッと切られるかもしれませんよね。

そんなこんなで「国のために」で言うことを聞く人が評価される教育体制を国は作ってきた。それ自体は本当に素晴らしいことですし、そのおかげで今の日本の基盤ができています。

ただ、その教育の弊害として
自分で「なぜ?」を考えられる人が、日本には非常に少なくなってしまっていることも事実です。

この「なぜ?」を考えられる人は、何か物事を進める際にも必ずゴールから逆算して「なぜこれをやるのか?なんのためにやるのか?」といった質問を常に自分に投げかけています。

そして逆算思考が苦手な人は、この「なぜ?」という質問を自分にも他の人にもすることが苦手です。(ちなみに苦手な理由の一つとして、「Why?」が5W1Hの中で最も脳に負担がかかると言われています。なぜなら答えを自分で考えないといけないからです。)

ですが、途中でも述べたように
思考方法は後からいくらでも変えられます

ただ、1人で思考方法を完全に変えることは難しいかもしれません。
そんな時は、ぜひ一度私に連絡をください。ワークを通して、思考方法を劇的に変えていきますよ!

ぜひ、この記事を読んだ方が逆算思考を身につけて、自分の理想の生き方に爆速で近づくよう願っております!


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