耕さない田んぼの稲刈り!(2023年9月2日)
こんにちは、Keiです。佐倉で有志でやっている「実践!耕さない田んぼ」(以下、「実践田んぼ」)、以下の前回の記事のとおり、8/11に水抜きをして稲刈りの準備を整えていましたが、ついに田んぼのクライマックス、稲刈りをしてきました!その様子をレポートします。
田んぼの状態
事前準備・道具など
長袖の服と軍手
稲を触ると皮膚がかゆくなることがあるため、着用して行うことをおすすめします。
わらひも
狩った稲を干すために、稲を結ぶのに使います。
手鎌
稲刈りの流れ
掌いっぱいで握れるくらいの太さで稲を掴む
手鎌で、根の部分が10〜20cm程度残るくらいのところで稲を刈る
2.を二束作り、Xの形に重ねて置く
少し揃えてから、わら紐で結ぶ
1〜4を繰り返す
この日はいつもより早く集合して9時台から作業をスタート、2時間ほどで刈るところまでは終わりました。
はざかけ
脱穀に向けて稲を乾燥させる必要があるため、稲を干す「はざかけ」を行います。稲の束をわらでX印に結んだのは、はざかけのためです。
実践田んぼでは、以前別の日に、はざかけ用に竹を切って準備してあったのですが、その竹が別のグループに一部使われてしまい竹が足りないというまさかのハプニングが!笑 あわてて竹を数本切り、その竹も使ってはざかけをしました。
実践田んぼは相変わらずぬかるみがあり、はざかけのスペースを確保しづらいため、お隣の「耕さない田んぼ学部」のスペースをお借りしました。
これで稲刈りの全作業が完了!終了時刻は12:30頃。まだ残暑の厳しい日でしたが、なんとかみんなでがんばりました。
気づいたことなど
稲の実り方が田んぼの場所によってかなり違いました。手前と奥のぬかるみが残っている箇所は、土が固くなかったことで田植え時に稲の根が張りづらかったのか、実りがやや少なめでした。一方で中央付近はぬかるみが少なく、稲も元気に穂をつけているようでした。耕さない田んぼでは、硬い土壌にしたうえで、そこに根を張る強い稲を育てることが大事なんだなと改めて思いました。
次回
次回は、稲が乾いたタイミングで脱穀です!
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