ネタ供養の裏話【創作大賞イラストストーリー部門】

宇佐崎先生だいすき!好きで好きで、この部門を見つけたとき
思わずヤラネバ!となった結果、この部門に応募するためだけにアカ作って新作書いちゃった。色々締め切りギリギリだってのに。
それくらいに宇佐崎先生の表現力が好き!

で、まあいろいろプロットは浮かびました。
下限文字数が無かったらかいてたかもしれん。
ネタ供養にここでチラッと書くね!!(勝手)


▼神様遊戯

世界では稀に「異能の種」を持つ子供達が発現する。彼らはとある地下施設に入れられ、ごく普通の全寮制学校生活を送ることになる。机も教室も、廊下も校舎もグラウンドもある巨大な地下施設。
ただ普通と違うのは、全校生徒合わせて一クラスの人数しかおらず、風景は全てホログラムで投影された完全密室の施設だということ。
研究者達は、【蠱毒】を人間で行おうとしていた。
不完全な「異能の種」を完全体にするべくたどり着いたのが、最後の一人になるまで殺し合わせる蠱毒という儀式。
研究者達が見守る中、日に日に子供達の数は減っていく。騙し合い、共闘、裏切り。次は誰が死ぬか分からない。そうして、子供の数が十二人まで減り、異能の種が凝縮されたとき、子供達は変異する。
十二天使の力をそれぞれに発露させる。
当然、天使という神異層の力に人間が敵うはずなく、子供達は研究所を破壊して外の世界へと脱走する。その中で、一人の少女は研究員と出会う。
少女の能力は、大天使「サラクエル」の「定義」。
それは強大な力であるかわりに、一人で決して使用ができぬものであり、そのパートナーに少女は生き残っていたその研究員を選んだ。
そして、外の世界で始まる「神様遊戯」。
十二人の天使達による、二度目の蠱毒。最後の一人は、全知全能の神の力を手にれる事ができる。十二人子供達の願い、目的、そして少女のすべき事とは。
少女達は二人で遊戯をくぐり抜けていく。

――と言う内容で、この研究者の一人が金髪で、生徒が黒ピンクでした。



▼君の世界に色づけたい

これは、もう中身は神様遊戯でも、現在の第五列島でもいいんですよ。
「――カンッ」
という描写から始まって、あとは普通に物語を展開。そしてラストの後。
「――はい、カーット」
という声と共に、小説から演劇に戻るというものでした。

イラストが宇佐崎先生のものだったので、劇題材のも面白いなと思って考えたんですが。
神様遊戯はまあ、合ってるかなとおもっても、
第五列島には演劇でした! ってのは合わないと思ってやめました。

個人的に、役が抜けた後のキャラ達のわちゃわちゃ具合が好きで、こういった表現も好きですね。実は物語ではサイコパスだった殺人鬼が、カットかかった後では、すっっっっごい常識的で腰が低いリーマンだったとかいいなと思いますね。

▼第五列島「ステルス・ドッグ」

それでこれが選んだものですね。
イラストを見て、黒髪が金髪を追い詰めて何かを迫っている――そんな風に最初は感じました。
しかも黒髪は羽根つきリュックとかクセ強いもの持ってるし、絶対強者だろう感がすごかった。
でも、そんな当たり前の情報を文章に落とし込んでも面白くない!

だから、とにかくイラストを舐めるように隅々まで何十回と見ましたね。
全ての情報を拾うために。

教室の窓に景色が映ってないのはなぜ?
金髪の靴がないのはなぜ?それは左足だけなのか、それとも見えていない奥の右足もなのか?
靴下の飾りを最初はコウモリの羽と思ったけど、実はリボンだった。
背負っているリュックの形はハート型。というか背負っているということは登校か下校か。
金髪はタイトな服を着ており、手に持っている銃はどこにしまっていたのか。
蒼ざめている金髪の感情は、恐怖か、驚愕か。誰を対象とした感情か。
白色蛍光灯ではなく警報灯がついている。
金髪の視線は、少女というより手元の銃に向かってるのでは?
少女は奇抜だけど、制服の改造はしていない。上靴は踏んでいるが。
机と椅子は見える範囲では乱れていない。

とりあえず、読み取れるものは全て読み取ろうと、ベロンベロン舐めましたね。ごめんなさい。

あとこれ、どうなんだろう。
ちょっと自慢なんですが(なるか知らんが)……

イラストに描かれている黒髪少女に【そばかす】があったの気付いた人って、どれくらいいますかね? 
同じく、黒髪少女の指の爪に【ピンクのマニキュア】が塗られているのも。

うへへ〜☆宇佐崎先生が以前コミックスの帯でそばかすちゃん大好きと言っていたのを思い出して画像拡大したら見つけました!やったね!

△最後に


まあ、ご一緒にお仕事できればいいなと、強く強く願いつつも、コレばかりは時の運と、求めているものが合致するかの問題ですから。
書いて提出したあとは、私達は祈ることしかできんのですよ。

祈りながら、また次のストーリーを書くことしか。
そんな感じですね。
でもイラストから連想して書くの、とっても楽しかったですね!
連想ゲームみたいで。おかげで第四次世界大戦まで妄想が発展しましたね。
どないやねん。

今日の夜が締め切りですが、皆様お疲れ様でした!

さて、そんな情報を舐め舐めして拾いまくってこねくり回して謎のエッセンシャルオイルぶっかけて焼成したのがこちらの作品でございまぁす★
よろしければ、読んで応援してください。


【諜報派遣】という概念は多分、世界でここだけ。知らんけど


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