MEMORIES Kei 2021年12月31日 16:19 不器用な恋は苦い想い出のまま静かに眠りについて 遠くの街のざわめきに消えた部屋の片隅に置き去りにされた時計の針が回って朝が来てそして夜が来る何度も見上げたこの夜空を今も憶えているの?不意に零した涙をその手に拭えないままで時を止めたくてこの瞬間をずっと離したくなくて 夜の暗闇に遠ざかる背中をただ見つめていた人はきっと誰もどこかで失ってゆくのだろう どれほど焦がれた日々さえもいつか朽ち果ててゆく古びた鞄から取り出したあの日から白いままの地図 眠りの後に明日が来るのなら時に優しさが大切な人を傷つける事さえ気付かずに夜に心を求めてしまう震える頬を照らす月はこの手に届かなくて 同じ空の下 誰にも等しく流れ行く時を止められずにいつでもそばにいて変わらないあの笑顔のままで 見慣れた街角に二人が遠ざかる刹那を数えていた指先に一つ人知れずに零れる涙を見つめて 彩りから少しずつ冷たい風が全てをさらってゆく時を止めたくてこの瞬間をずっと離したくなくて 夜の暗闇に遠ざかる背中をただ見つめていたいつでもそばにいて変わらないあの笑顔のままで 見慣れた街角に二人が遠ざかる刹那を数えていた巡る季節のどこかでまた夢を見られたなら この場所で交わした約束の花を空に捧げてあなたが眠るあの空の下へSong&Compose by kei いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する