百花繚乱

「散る桜残る花さえもいつかは散る桜」 あなたが旅立った時の言葉
夢から覚めた気がして頬に触れた温もりを想い出しては涙こぼした

若すぎた日々のすれ違いにそっと想いを馳せた 別れを惜しむほどの強さも見つけられずに

ありふれた言葉で愛を伝えようとしたけれど あなたとの夢が壊れそうで静かに胸に宿した
終わりの無い空を一人眺めて答えを探していた そばにいるあなたの為に今何が出来るだろう?

答えなどどこにもないのさ どこからか懐かしい声が聞こえた気がした

ひとつ季節が変わって風が温もりを知らせる頃 出逢いを知らせる音が鳴る
窓辺に静かに咲く花は何を見つめているのだろう 大切な何かを想って咲き誇る

答え無い暗闇を手探りで歩き続けた日々の跡 涙も笑顔も見上げた空に今預けてくるから

この胸に感じた温もり 長い夢が終わるまで記憶のどこか片隅にずっと憶えていたい
あなたの名前が刻まれた約束の場所 何度季節が巡っても必ずここに帰って来るよ

ありふれた言葉で愛を伝えようとしたけれど あなたとの夢が壊れそうで静かに胸に宿した
終わりの無い空を一人眺めて答えを探していた どこにも答えが見つからないままでももう良いのさ

誰かが歌った優しい名も無い歌 いつかこの胸に刻まれそして響き続ける
同じ瞬間を生きているあなたが今ここにいるから それだけはずっと変わらない

Song&Compose by Kei

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