Shadow of the glory

冬の夜に降り積もる雪の足跡を辿って 触れた手の温もりを感じた
幼い頬を離さぬように抱き寄せて聴かせてくれた 愛の歌を想い出す

生まれた街を出て巡る季節に見た誰かの恋 すれ違う人々 時に垣間見た人の残酷さを

見果てぬ遙か彼方の夢 忘れ去られた約束は空に散った瓦礫の跡
いつか連れて行きたかった 叶わなかった誰かの想いがこの深い青い海を越えても

遠くに見えた輝く街に心を奪われて 自分を失うほど働いた
いつもあなたはそばに居たのに優しさをくれたのに 気が付いた時は一人になった

この部屋に立ち尽くし想い馳せた 二人過ごした日々 温もり想い出が頑なに出て行かない

どんな名誉を与えられてもいくら金に溢れてもあなたとの暮らしには敵わなかった
もう戻れない光の日々 想い出に囲まれたこの場所で二人を浮かべては夜に溶けた

眠りから醒めて不意に過ぎる遠い日々の輝き 失った優しい想い出の日々
今だけは許して欲しい 儚い夢に溺れさせていて

見果てぬ遙か彼方の夢 忘れ去られた約束は空に散った瓦礫の跡
いつか連れて行きたかった 叶わなかった誰かの想いがこの深い青い海を越えても

どんな名誉を与えられてもいくら金に溢れてもあなたとの暮らしには敵わなかった
次に生まれても笑っていてあの歌を聴かせてよ 降り積もる雪の季節にまた巡り会えるように

栄光の果てに私は何を得たのだろう...

Song&Compose by Kei

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