「心の炎」を調整して、「燃え尽き症候群」を回避する
おはようございます。市山です。
何かを達成した後、真っ白になって
続けてきたことを辞めてしまった…。
そんな経験はありませんか?
あなたが掲げた目標を達成するために
後先考えず突き進み、
実際に達成する。
そうすると、「やる気がわかない」
「疲れた、もういいや」となって
辞めてしまうことが、ありますよね。
いわゆる、「燃え尽き症候群」です。
私も一つ、似たような経験があります。
それが、ランニング。
「新しい挑戦」と題して
20歳から始めました。
日々の走り込みを積み重ねて、
約半年でフルマラソン完走を
達成します。
しかし、そこから燃え尽きてしまって、
一向に気持ちが上がりませんでした。
そして、2回目のフルマラソン完走。
これを期にマラソン活動を縮小し、
今では、お金の面もあって
完全に辞めています。
正直なところ、私は、
「熱しやすく、冷めやすい」です。
何かに興味を持って、
これを目指そうとなった時は、
心の炎が一気に点火して、
燃え上がります。
コンロの火がバッ!とついて、
強火のままの状態ですね。
その時は、一点集中で取り組みます。
半年でフルマラソン完走を
達成できたのも、
それによるものだと思います。
しかし厄介なのが、その後です。
達成した後、
気持ちが全く乗らなくなってしまいます。
ずっと強火の炎を燃やし続けている
弊害と言って良いでしょう。
文字通り、「燃え尽きて、灰になる」。
マラソン活動を辞めたままなのも、
完全に冷めてしまったから。
走っても、乗らないんですよね…。
気持ちが乗らずに、
どこか満足してしまっている感覚です。
「走るのは、もういいかな」
そんな状態になっています。
今考えると、この時から
頑張りすぎていたんだと思います。
走りを通して、自分の速さを証明したい。
そんな思いで、マラソン活動に
取り組んでいました。
まるで、最速を目指す走り屋のような
思いですよね。
アニメの影響を
強く受けていたんだと感じます。
そして、いざ走り出すと、
「速い人はごまんといる」ということ。
上には上がいるという現実が
常に、突きつけられていました。
それを否定して、頑張って、、、
練習でも全てを出し尽くして、
時に限界を超えるまで追い込んで、
炎を燃やし続けていきます。
本当に、よくやっていましたよ。
本当に、頑張りすぎていました。
この経験は良い意味でも悪い意味でも
記憶に残っています。
フルマラソン完走を達成し、
そこに至る努力の過程や、
日々の積み重ねなど…
得られたものは本当に多かったです。
同時に、ずっと強火のままでいると
燃え尽きて、灰になる。
好きだったランニングでさえも、
燃え尽きたら、再起は難しい。
そんな教訓を学ぶことができました。
今、続けている発信活動。
長く続けていくためにも、
「心の火力調整」を意識していきます。
普段は、弱火の炎をゆる〜く灯して、
いざという時だけ、火力を上げる。
火力の上げ下げを意識して、
長く続けていこうと思います。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
「心の火力調整」
ぜひ、意識してみてください。
それが、
長く続ける秘訣になるかもしれません。