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Re.大学のススメ③ (若い頃の挫折を取り返すために、52才にして大学に入り直すことにした話 第3話)

 昨日(4月14日)夕刻、レターパックで学生証が送られてきた。一目見て「写真に貫禄がありすぎる」という違和感で大笑い。これは学生証ではなくて職員証だな。そう、大学職員が首から下げている例のアレみたいだ。写真を会社のプロフィール用に撮ってもらったお気に入りのポーズにしたせいか、ちょっと斜に構えて偉そうだ。

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 いざ、学生証を手に取ると少しやる気が湧いてきた。いよいよ遅咲きの学生本分である勉学に勤(いそ)しもう。

 学生証を手に入れて思うことは、学割が使えるんじゃないのか?という素朴で強欲な疑問だ。と同時に、なぜ学生は割引を受けられるのか?という疑問も同時に出てきた。

 Wikipediaで調べてみると、主に交通機関を対象とした制度であるものの、①将来を担う人たちのために教育と学習機会を提供するという意味、②ある程度の割引については、単純にその方が経済的に合理的である(つまり儲かる)、などと解説されている。私の場合は通信教育なので通学定期は必要ないかわりに、「スクーリング」という出席が必要な科目の時のみ学割で交通機関に乗れるらしいので、特に普段使いする必要はなさそうだ。私が学生時代は父親が大手交通機関職員であったため、学生割引よりは家族割引の方がとてつもなく安かった...。今はEX-ICを使っているので、早期予約で実質20%以上割安になるので、学生証を使うよりも手軽で便利かもしれない。

 他に思いつくのが映画の学生割引だが、実際は他のサービスデイの方がずっと安い。「ドコモチューズデイ(1,100円)」や「夫婦50割引(一人1,100円)」なんてものがあるので、学生割引は意味がなくなっている。

 MacやiPhoneで有名なAppleはアカデミック料金設定があるので、少しお安く買えるようだ。でも、仕事で使っていて経費精算しているから学生割引にするのは無理がありそう。いや、学生は身分であって職業ではないのでいいのかも...先日Macを2台総入れ替えしたので当分買い替え需要はないけど。

 Adobeアカウントは学生が十分安いのでそれはありがたい。Adobe Cloudは半額近くまでサブスク料金が下がるので助かります。が、こちらも最近はダヴィンチリゾルブを使うようになってきたので、Premiere使ってないんだよね。

 面白いところでは、AmazonPrimeが確か学生価格を打ち出しているはず。すでに利用しているPrimeメンバーシップを変更しようかと思ったが、実は1月末に会員更新を終えており、さらに先日ドコモの契約変更で1年分のアカウント費用を貰ってしまったので、2年後までの費用負担がないことに気づきました。したがって、仮に学生を3年以上継続するならその時に考えてみることにしよう。

 美容院の学割もありますよね。いつもお世話になっている〇〇君に話してみるかな。と思ったが、ホットペッパービューティーを見ると「学割U24」の表記が。U24ということは「アンダー24(24歳以下)」ということですよね。(笑) どうやら適用外のようです。(笑)

 とまあ、身の回りをざっと調べたところおおむね利用できないか、それ以上の割引方法が既に提供されているというのが実情のようです。携帯電話については学生割引がとても効いていると感じます。が、こちらも今年から多くの安いプランが出ているのであまり影響はなさそうです。つまり学生証は本来の意味である学生の身分を証明するものであって、サービスを受ける割引券ではないということがよくわかりました。

 今度から身分証の提示を求められたら学生証提示してみるかな。(ややこしくなりそうなので本当はしませんが...)

 さて、次回のお話は「Re:履修届は出すのか?」というお話(予定)です。 

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