【電気工事チャンネル】電気基礎、オームの法則(電圧・電流・抵抗)

電気工事に関する専門知識ついて発信しています。

YouTubeの動画本数を約3か月で100本を掲げたのですが、よく考えたら動画の台本的なこの記事を1日1本書いていては間に合わないことに気が付きました。

さて、本題ですが電気の基礎知識として、オームの法則というのがあります。

計算式としては、電流I=電圧V÷抵抗R、になります。

よくテレビなどで使われる言葉が、『○○ボルトの電圧が流れています。』

という表現をするのですが、私はこの表現に苛立ちを抱いています。

電圧は、かかっているもの(印加)であって、流れていません。

正しい表現は、『○○アンペアの電流が流れています。』なのです。

電流は、流れている間に試験機器を用いて測定しなければ知ることできないため、番組として数値を出しにくいことは分かりますが、電気のエネルギーは、この電流が流れたことによって放出?使用されています。

なのでどのくらい流れたかは、とても重要なのです。

一般的に使われているコンセントは、100Vです。
そのコンセントに10Ω(オーム)の抵抗をもつ機器を接続すると先ほどの式より、10Aの電流が流れることが分かります。

電子機器のドライヤーは、風量の調節や温風冷風の切り替えができます。それによって抵抗値が変わるので電流が変わり、消費する電気が変わります。電圧100Vは一定です。

消費電力の求める計算式は、消費電力W=電圧V×電流Iで求めることができます。

そして、空気は無限大の抵抗と言われています。(10^10~10^14Ω)

なので機器を接続しないコンセントには電流が流れず、大きな電圧をもってしても電気を消費することはありません。

空想科学になってしまいますが、
ポケモン、ピカチュウの技で10万ボルトというのがあります。
空気1cmの絶縁破壊するには、30万ボルトが必要とされていますので、
ピカチュウが10万ボルト出していても、1cmよりも近づかなければ電流は流れないので全く問題ないのです。

次回、オームの法則を踏まえて『感電について』解説します。

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