【電気工事チャンネル】 交流と直流
電気工事に関する専門知識ついて発信しています。
電気の種類で交流と直流があります。
交流は、電圧の数値がプラスとマイナスを行ったり来たり、波のようになっています。東日本では50Hz、西日本では60Hzとなっています。
1Hzは1秒間に1周期、50Hzは1秒間に50周期したことになります。
実は、とてつもないスピードでケーブルを行ったり来たりしています。
直流は、プラス側で常に一定。
家庭で使われているコンセントは、交流になります。
直流は、缶電池やバッテリーなどです。
それぞれのメリットとデメリット
交流のメリットデメリット
〇電圧の変換が容易である。
〇直流と比べて消弧性(しょうこせい)が良い
×送電線路の損失が大きい
直流のメリットデメリット
〇送電線路の損失が小さい
×交流と比べて大容量の回路遮断が困難
×電圧の変換が複雑
それぞれが比較対象になってしまっているのでお互いのメリットとデメリットが入れ替わる形になってしまいますが、
日本では、周波数の変わる境や海底などの長距離送電で直流を使用しています。
電気工事の現場で直流を使用するところは、
受変電設備の蓄電池や非常用UPS、直流の非常照明など交流では電気を溜めておくことができないため、直流が使われています。
ちなみに太陽光発電のパネルから得られる電気は、直流のためパワーコンディショナーと呼ばれるもので直流から交流へ変換しています。
今後、電圧の変換について説明していきたいです。
記事を読んで頂きありがとうございました。
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