ここで宿泊したい
「田舎」とかけまして、
「パンサーは尾形さんと向さんと」と解きます。
その心は、かんさんとしています。
#閑散
#菅さん
#お笑いトリオ
自分の町に宿泊体験交流施設があります。
何やら漢字がいっぱいですが、農業体験や里山体験ができる宿泊施設で、子供たちの宿泊体験や合宿をターゲットにしています。
農業体験というからには当然周りは田んぼと山ばかりの田舎です。
元々小学校のあった場所で、近年過疎化が進んでいる地域です。
その地域の方達が長年検討し、開業後は地元民かオールバックアップ体制を取るということで、建設することになりました。
オープンは昨年の7月。
いわゆる流行病の真っ最中です。
せっかくオープンしたのに予約すら取れない期間もありました。
最近になってようやく人が動き出しましたが、合宿となると、そのチームの誰かが陽性だとすぐにキャンセルになってしまいます。
まだまだ苦戦は続きそうです。
そんな施設の経営状況を外部委員とともにモニタリングに行ってきました。
いい施設なのに今の状況はもったいないです。
管理運営をしている組織は、他の宿泊施設で実績のあるところです。
今はそちらの利益でなんとかやっている状態です。
体験メニューもかなり充実してきており、一般の家族連れでもできるものがいくつもありました。
また地元民のオールバックアップというのは事実で、学生の合宿が来ると、スイカの差し入れなどがどんどん来るそうです。
この施設の狙いのひとつでもある賑わいも創出されています。
そして意外と好評なのが「打ち上げ花火」だそうです。
あまり大きくはありませんが25発2万5千円でできるそうです。
(それ以上は消防の許可がいります。)
大掛かりな演出はできませんが自分達だけの打ち上げ花火なんて絶対にいい思い出になります。
田舎の山の中なので大騒ぎしても迷惑だと思われません。
むしろ賑わいが出るので歓迎されます。
吹奏楽などの合宿も可能です。
何しろ大きい音を出し放題ですから。
他にも炭焼き、川での魚獲り、果物収穫、干し柿や漬物体験、雪遊び、餅つき。一年を通して何かしらの体験ができるように工夫を凝らしているということです。
しかも安い。
自分もここで宿泊したいな、と思わせてくれる施設でした。