防災は徒労に終わることが一番のご褒美
「台風」とかけまして、
「障子」と解きます。
その心は、目があります。
#台風の目
#壁に耳あり障子に目あり
台風警戒のため、職場で待機してます。
こちらの地方では雨よりも風に警戒することになります。
台風はある程度進路や気象状況がが予想できるので、早めに警戒することができます。
そういうときには自主避難所というものを開設されることが多いです。
自主避難所は、実際に災害が起こった後、自宅などで生活ができないために避難して生活をする指定避難所とは違い、台風の接近など危険が予想され、自宅にいるのが不安で、事前に自主的に避難を希望する方を対象に一時的に開設するものです。
自主避難所は、原則、食料・水・寝具などは自分で用意していただくことになります。
パーテーションなどで区切って個室のようになっているわけでもありません。
避難者数が増えればもちろん考えないといけませんが・・・
ホテルや旅館のように快適な場所ではありません。
そして自主避難所とはいえ避難所ではありますので、避難者名簿も用意する必要があります。
もちろんその名簿管理や避難所管理のために職員も配置されます。
避難する基準も本人が不安だと思えばそれでいいので、割とすぐに避難してくる人もいます。
失礼ながら、避難所をちょっと楽しみにしているような人もいます。
台風が過ぎ去るまで実際に何事もなければいいのですが。
待機している間、こちらは気象情報などの情報収集をしたり、報道対応したり、自主避難所からの報告を受けたりしていますが、いわゆる電話番のようなものです。
当番制で何人かが出てきているので、深夜などは交代で仮眠もとったりします。
その隙間に何か仕事を進めればいいと思いますが、そういったときは集中力が保てないものです。
そして翌日は通常勤務です。
災害がなければそれですべて問題なしです。
防災は徒労に終わることが一番のご褒美です。