「大河への道」鑑賞
「大河」とかけまして、
「金沢では蒲焼き」と解きます。
その心は、肥えたどじょう になります。
#肥沃な土壌
#肥えたドジョウ
#ドジョウの蒲焼き
映画「大河への道」を観てきました。
千葉県香取市の職員が「伊能忠敬」で大河ドラマ制作を目指し奔走するストーリーです。
伊能忠敬とは、もちろん日本で初めて日本地図を作ったあの偉人です。
自分も中学生の時に社会の資料集で見た「大日本沿海輿地全図」の一部の写真にはかなりの衝撃を受けました。
教科書に出てくる名前だけは知っていましたが、それでも単なる絵図のようなものを書いた人くらいにしか思ってませんでしたから、あの写真を見た時は本当に驚きました。
この映画の中で、あの「大日本沿海輿地全図」が出てきた時は涙がこぼれました。
その伊能忠敬が「大日本沿海輿地全図」を書き上げたのは、彼の死後3年後、と言うミステリーがこの映画の肝になります。
原作は落語会の至宝、立川志の輔さんの創作落語。
志の輔さんもしっかり登場してます。
やっぱり原作が落語らしく、途中でクスグリと言われる笑えるところもふんだんに入っています。
中井貴一さん、松山ケンイチさんの飄々とした芝居も素晴らしいです。
最後も落語らしくキレイなサゲ(オチ)。
映画館で観る映画は最高です。
そして原作の落語も聴きたい。
この映画を観ようと思ったきっかけは、自分が落語好きということもありますが、自分の地域でも大河ドラマ誘致運動をしているからでもあります。
全国各地で誘致運動してますね。
でも、この映画を観たからといって、誘致運動が成功するわけではありません。
#悪しからず
千葉県に行く機会はこれからもあります。
(妻の実家)
その際、伊能忠敬記念館に行こうと思います。