AIは英語を「教科」でなく「外国語」にする?
1/20週刊東洋経済の記事です。
アクティブラーニングの考え方に沿って、生徒に英語で意見言える体験をたくさん積ませて、その「できた喜び」のおかげで自信がつき学習意欲が高まる。したがって、翻訳ソフトを使ってもよい、AIを使っても良いからエッセイを書いてこい、というような課題が出されています。
この山中先生の記事では、そのような課題のAIの解答を覚えれば、表現が身につく。AIを利用して多くのコミュニケーションが測られ、シャイさが消え、英語が「教科」でなく「言葉」になる感じです。大変素晴らしいと思います。
が、中高の現場では、線を引かせていただいた「文法が身につかないのではないか」という疑念が残り、文法の学習にどの程度の時間をあてるのかが、早急に指針を出すべき問題だという気がしています。
さらに「AIの解答を覚える」段階で、かかる時間に個人差がありすぎることが、集団での授業では対応できない感じです。
もちろんその最適解を見つけるのが現場の仕事ですから2、3ヶ月のうちに見つけ出そうと思っていますが、なかなかハードかな、と思っているところです。
どうしたもんですかね。