「慣れは危険のシグナル」
同じところに一定期間いるとだんだん慣れていき、そこは居心地の良い落ち着いた場所になる。
安定がそこにはあり、人は安心をおぼえる。
とても平和な時間がながれている。
でもいつまでもその場所にとどまっていては成長できないと僕はいつも思う。
むしろ「慣れ=成長がストップする危険のシグナル」だ。
どんなヒーローでも苦難や大きな壁にぶつかり、それを乗り越えようともがき苦しむ。
そして血のにじむような努力をした結果、成長して逆境をのりこえる。
あたらしい世界が広がり、ヒーロー自身もそこで満足するだろう。
でもその先にはまた強敵が現れることが多い。こうやって続いていく。
そう、ヒーローも一般人も同じサイクルで成長していく。
成長したその先にはまだ知らない世界があって、いろいろな知識を手に入れることができる。
ある程度したら次の知らない世界へ身を置かなければならない。
そうやって成長のループを何回も繰り返し、自分という人間が成長していく。
だから当然困難にぶち当たったとき、あきらめてしまったら成長も止まる。
敵が出てきてもだれかが倒してくれると思って立ち向かわなければ
本当は自分がその敵を倒す素質があるのに、気づかないままだ。
そうこうしているうちに他の誰かがその敵に立ち向かう。
自分はというと路肩で応援している市民A。
いつまでたっても変わらない井の中の蛙。。
世の中にはまだまだ知らないことがありふれていて、自分の人生をかけても全てを知ることができない。
まだ自分が知らないおもしろいことを知らないまま死ぬのは僕は嫌だ。
ここからはごめんなさい。変な話に入る。
ヒーローものを身近でたとえるなら銭湯って思った。
成長したければ、その慣れたぬるま湯にいつまでも浸かってないで、隣のめちゃくちゃ熱い湯に行け。
最初は熱くてすぐに出たくなるが、ここが我慢のしどころ!
熱い湯に慣れはじめたら頭がボーっとしてきてだんだん気持ちよくなってくる。
そしたらすかさずサウナに行き、新しい世界を感じろ!呼吸も苦しいし、暑さで気が遠くなる。
限界まで追い込んだら水風呂へ直行だ!今までにない極楽リラックスワールドが待っている。(ただの銭湯好き)
「ぬるま湯」から飛び出して、「めちゃくちゃ熱い湯」、「サウナ」、「水風呂」
いろんなところを経験するとそれぞれの良さがわかり、銭湯の楽しみ方も無限大に広がる。
今の話のそれぞれの位置づけは、
銭湯=世界。ぬるま湯=現状。熱い湯・サウナ・水風呂=自分が知らない世界。
こうやって考えるとすごく簡単にみえる。
でも未知の世界が怖くて、動き出せないのがほとんどだ。
知らないっていうのは怖くない。
ただ、知らない自分でいることがよっぽど怖い。
動き出すのはいつも自分次第。勝手にフィルターを作って怖いと思ってるだけ。
自分の成長のためにも隣の熱い湯に行こう。(変な話。)