MEOとは?
MEO(ローカルSEO)とは
MEOとは(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)のことです。
検索エンジンにおいて自然検索で上位表示できるよう最適化することを
SEOといいますが、Google Mapsで上位表示できるよう最適化することをMEOといい、「ローカルSEO」ともよばれています。
Google検索結果の上部に表示されるGoogleマップ専用枠のことを
「ローカルパック」といいます。
このローカルパックの上位3位に表示させるMEOは、コスパがよく成果が出やすいことから、SEOより低コストで店鋪や治療院の集客をする方法として注目されています。
Google検索やGoogleマップ内検索において、検索結果の上位表示を達成し、目立たせる対策のことを指します。
MEOって意味があるの?
ドコモ「モバイル社会研究所」の調査によると2020年になりスマートフォンの普及率は40歳以下の9割以上がスマートフォンを50代は89%、60代は81%、70代は68%と全ての世代においてスマートフォンが普及している。
また株式会社TesTeeの調査によると地図アプリ利用者は7割以上、iPhoneユーザーでもApple純正アプリ「マップ」を超え、Googleマップの利用率が63.5%(マップ23.0%、Yahoo!マップ7.3%)とGoogleマップが一番人気という結果となりました。
地図アプリでお店探しが常識に!?
地図アプリといえば道案内と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
私自身も含め、私の周りでも「今日何食べよう」という話になった時、
一番に初めに開くアプリは「食べログ」でも「ホットペッパー」でもなく、Googleマップです。
例えばラーメンと検索してみましょう。
現在地(新宿駅付近)のラーメンが地図と一覧で表示されます。
一覧では写真・現在地からの距離・クチコミによる評価・おすすめ度(過去に訪れた店などの情報から自動的におすすめ度表示)・営業時間が表示されます。
気になった店舗をクリックすると店舗の詳細情報が確認できます。
お店の特徴や写真、メニュー、クチコミの内容などが確認でき気に入ったらそのまま予約やナビ機能を使って店に向かうことができるため、非常に便利です。
このように店探しから予約、道案内までカンタンにできることからGoogleマップでのお店探しが非常に便利で人気が出ています。
Googleは地域検索に力を入れている?
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。https://about.google/
Googleが掲げる10の事実でも書かれていますが、
Googleはユーザー第一主義。
Googleはユーザーが欲しい情報を提供することこそが正義だとしています。
Googleの検索アルゴリズムはユーザーの使いやすさを第一とし、常にアップデートし続けています。
その中でも2014年12月に行われたベニスアップデートという大規模なアップデートにより「ユーザーが検索した場所」によって異なる検索結果が表示されるようになりました。
つまり検索において「地域(ローカル)」の要素が重要視されるようになったのです。
ベニスアップデート後は検索において重要なのは、
【検索地点からの距離】【知名度】【検索キーワード】となっています。
例えば先ほどのように「新宿駅」で「ラーメン」と調べた場合、Google検索では検索結果よりもGoogleマップの検索結果が表示されます。※先述のローカルパックのこと。
こういったことからGoogleマップで上位表示させることは、SEO対策よりも重要な対策で、地域No,1店舗となるためにも最も大切なことだといえます。
GoogleがGoogleMapsに力を入れる理由
Googleは、MaaS(Mobility as a Services)や自動運転のシェア獲得に向けて、根幹となるGoogle Mapsに力を入れています。
Google MapsのテレビCMをご覧になったことがある人も多いと思います。
現在だとYouTuberのヒカキンさんの「近所は宇宙だ」のキャッチコピーのCMが放送されていますね。
2019年3月末にGoogleはゼンリンから買っていた地図データを自前に変更しています。
今までローカルビジネスの集客は飲食店ではホットペッパーやぐるなびなど予約ポータルサイトが主流でした。
そのため広告予算を持つ大手企業が莫大な広告予算をかけていました。
しかし、InstagramやGoogle Mapsを筆頭に”コンテンツの有益性”が集客に繋がる時代になり、個が大手に勝てる時代にデジタル領域は変化してきています。
Googleで予約
2017年から米国で機能提供が始まったReserve with Google(Googleで予約)。2018年秋頃より日本でもサービスがスタートし、飲食店予約を手掛ける「ぐるなび」は2018年10月から、飲食店予約支援の「トレタ」は2019年3月から参画しました。また「アソビュー」も2019年10月から観光施設チケットの販売で参画しています。
まだまたあるGoogle Mapsの新機能
グループプランニング機能の追加
Googleマップで目的地をリスト化し、コメントを付けて話し合いが行えるGoogleマップの新機能を2018年9月26日に追加したと発表しました。
友人との食事をする際、リストを作成し、投票を行うことで、Google Map内でコミュニケーションを取りながら行きたいところを決めることができます。
気になったお店をフォロー
GoogleでもFacebookに対抗し、2018年10月24日にFollowボタンが追加したと発表しました。
FollowしたGoogleマイビジネスから、イベントやキャンペーンなどの投稿がユーザーに届きます。Facebookのようにダッシュボードでリーチ状況を把握することが可能です。
ARナビゲーション「ライブビュー」
Google Mapの拡張現実(AR)ナビゲーションを2018年5月にテスト運用を発表し、2019年5月7日にARナビゲーション機能「ライブビュー」を追加すると発表しました。
徒歩での移動中に道順をARで表示してくれるものになります。
Googleマップのナビ機能で知らない駅に降りた時、どっちの方向で進んだらいいのかわからない時がありますよね。そういった時にスマートフォンのカメラを現実の空間にかざすと、画面内に進行方向を示すARの矢印が映し出されます。
Google Mapで#(ハッシュタグ)が使用可能に
2019年1月29日、Googleは公式ツイッターで口コミにハッシュタグを使用することで、自分のお気に入りの場所を共有したり、事業主はGoogleマイビジネスの投稿にハッシュタグを追加できるようになったことを発表しました。
Google、新しい“Google マップ”を日本導入へ
2019年3月6日、新しい“Google マップ”を日本に導入すると発表しました。徒歩ナビゲーションでは“次を右折”という指示だけではなく、“コンビニで右折”といったランドマークを目印としたわかりやすい案内ができるようになっています。
またあらかじめ地図データをダウンロードしてインターネット接続のない場所でも利用できるようにするオフラインマップといった機能も追加されています。
MEO(ローカルSEO)って何をすればいいの?
先述の通り。地域ビジネスにおいて最も優先すべきMEO。
MEOを行い上位表示(3位内に表示されるようになる)と
「一気に新規客のらいてんが増えた!
「問い合わせが倍増した」
「売上が前年同期と比べて倍になった!」
などの効果が期待できます。
試しに『あなたのお店がある地域名+あなたの業種』で
検索してみてください。
あなたのお店は表示されましたか?口コミは書かれていましたか?
仮に、もしあなたのお店が表示されなかったとしても、気にすることはありません。
なぜなら、いま検索上位に表示されているお店でも、正しいMEOができているところは、まだまだ少ないからです。
いわゆるどんぐりの背くらべ状態なので、
今すぐ正しいMEOを知れば、あなたのお店が新規顧客であふれ返る
まさに一人勝ちの状態にもっていくことも不可能ではありません。
では次回の記事で正しいMEOについてお話をさせていただきたいと思います。次回をどうぞお楽しみに。
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