台湾一周親子自転車旅〈後編⑩〉6日目 花蓮〜蘇澳
このnote記事は2023年8月に1週間かけて小学5年生と2年生の息子、高校生の姪っ子と自転車で台湾半周(後編)をした旅の記録です。
5日目はこちら。
6日目 2023年8月8日
旅の初めは少しでもゴールに近づくため、先へ先へ、北へ北へという気持ちだったが、旅も終盤になってくると終わりが見えてきて寂しさを感じ出す。今日入れてあと残り3日。
6日目の今日は自転車移動は一部だけで、電車移動がメインの日。みな疲れが溜まっているのでちょうどよい休息日となった。
■6日目コース
自転車:宿→台11線→花蓮大橋→花蓮駅
電車 :花蓮駅→蘇澳新駅
自転車:蘇澳新駅→宿
花蓮から蘇澳へは南部から続く幹線道路(台9線)が通っているが、この区間は落石の可能性があったり、道幅が狭く交通量も多いことから、今回は子供たちとの環島ということもあり、当初より電車移動(台湾鉄道)で計画していた。この区間は電車移動を選ぶ自転車旅行者も少なくないため、一部の列車が自転車をそのまま乗せることができるようになっている。13時10分花蓮駅発の各駅列車に乗る予定とした(平日だったため、事前に乗車予約はしなかった)。
11時にチェックアウトをして宿を出発。今日も天気がめちゃくちゃいい。まずは宿から18kmのところにある花蓮駅へ自転車で向かう。暑いとなんだか呼吸がしづらい気がする。すぐに息が上がる。
市内に入ると道がたくさん分かれていて道に迷ってしまい、結局、12時20分に花蓮駅に到着。18kmとたかを括っていたが、やはり都会、街中を走るのは疲弊する。列車の出発まであと50分。すぐに駅前のGIANTショップ(自転車屋)に立ち寄る。昨日のパンクの教訓を生かし、ボンベ式空気入れ、パンク修理用パッチ、姪っ子の予備チューブを購入。いまはボンベ式の空気入れなんて便利なものがあるんだな。
今日は妻と次男も一緒の電車移動。乗ったのは普通の各駅列車だが、ほとんど乗客はおらず、自転車を座席の前に置くことができ、電車の座席に座りながら定番の鉄道弁当(駅弁)を食べた。
14時30分、宿の最寄駅である蘇澳新駅に到着。そこからは次男も含めた4人で宿まで10分ほどのサイクリング。久しぶりの4人サイクリングに次男は嬉しそうだった。
連日の登り坂で脚が筋肉痛になっている。ゆっくり休養できた1日だった。
※ 蘇花区間(蘇澳から花蓮の間)での台湾鉄道への自転車の持ち込みについて
▶︎自転車をそのまま持ち込める列車:
全ての列車がそのまま持ち込めるわけではなく一部の列車のみ可能となる。台湾鉄道のサイトから調べることができる。以下の画面のように自転車の緑マークのついている列車がそのまま持ち込み可。
※台湾鉄道時刻表検索サイト
▶︎自転車をそのままで乗り降りできる駅:
花蓮駅、新城駅、和平駅、南澳駅、東澳駅、蘇澳駅*、蘇澳新駅、冬山駅
*乗り降りできる列車が蘇澳駅に停車するのは下り列車(台北方面から花蓮方面に向かう列車)のみ
▶︎自転車持ち込み料:大人乗車料の半額。
■6日目走行距離
22km
宿(花蓮)→花蓮駅 18.5km
花蓮駅→蘇澳新駅 電車100km
蘇澳新駅→宿(蘇澳) 3.5km
■6日目宿泊場所
蕾米斯莊園
一戸建てのペンション。ロフト付きの6人部屋に泊まった。オシャレな部屋で快適に過ごすことができた。自転車は裏手のガレージスペースに停めさせてもらった。風呂桶があり、久しぶりにお風呂に入れて嬉しかった!
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