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#1 熊本eスポーツ協会(KESA)選手会 会合レポート 2020.01.28

2020年1月28日火曜日
熊本eスポーツ協会設立後、初の一般向けイベントが開催されました。
今回の「選手会 会合」と名付けられたイベントは、主に熊本でプロ・アマ問わずゲームをプレイされているプレイヤーの方々へのファーストアタックでした。現状熊本ではどんな方々がeスポーツに興味を持っているのか。今後どのように活躍されたいのか。などのリアルを知るためのイベントでもありました。
※当日私もMCとして出演させて頂いたので写真を全く撮れていないのが残念です。

イベント開催の経緯

2019年12月末、突然熊本日日新聞社の上田さんからLINEが届きました。「1月に選手会の会合をしましょう!」と。私もそのようなイベントは早急に開催するべきだと考えていたので賛成でした。熊本eスポーツ協会設立後、未だなんのアクションも起こしていなかったため、協会の存在を公にできる機会がすぐに必要でした。しかし、不安な要素がありました。

イベントへの不安

不安は主に2つ。
最初お聞きした時は「選手同士の交流会をしましょう!」という内容だけでした。
その瞬間まず最初に思ったことは、「他ジャンルのプレイヤー達が集まってすぐにワイワイ仲良くできるのか?」ということ。1タイトルのゲームをやり込むタイプのプレイヤーであればあるほど、他タイトルには興味が無いプレイヤーが多いと思います。"格闘ゲーム、FPS、シューティングなど多ジャンルで上位ランカーです!"という方はほぼいないのではないでしょうか?一つをやり込み続けるからランカーの地位を獲得できると私は思っています。
丸々2時間交流タイムというのはかなり"ヤバイ!"と思いました。

2つめの不安は「参加者が集まるのか」です。
イベント開催まで約1ヶ月。内容もふわっとしていましたし、告知期間も2〜3週間程しか取れませんでした。参加したくても当日仕事の方もいるかもしれません。私はすぐにイベントの企画内容を詰めるため打ち合わせを行いました。

イベントの内容

最終的に、前半1時間は
・熊本eスポーツ協会及び熊本eスポーツゲーミング協会からのご挨拶
・参加者からの事前質問に対する回答
・当日参加者からの質疑応答

後半1時間はお食事しながらの交流会、という流れになりました。

今回はフランクな環境でプレイヤーの方々に伸び伸びと話を聞いて頂きたかったので、MCでは空気を硬くしないよう注意してお話をしました。

熊本eスポーツ協会からの挨拶では「協会設立の趣旨」「協会の構想」「今後の活動」についてのお話がありました。

協会設立の趣旨 ※資料より一部抜粋
eスポーツをはじめとするeゲームは今後、日本でもさらに拡大していくでしょう。新しいスポーツ、文化として推進していくのはもとより、ゲーム依存症、視覚障害などその課題に対する啓発にも併せて取り組むことで、健全なeスポーツ文化の発展に寄与していけると確信しています。ここに熊本eスポーツ協会の設立を発起いたします。

eスポーツへの取り組みについて最も懸念されているのは眼科の先生方だというお話も。そこで私は「私は30年以上ゲームをしてきていますが、裸眼視力1.2はあります!」とお話ししました(笑)悪い事例ばかりを見るのは日本人の悪い癖ですね。

協会構想 ※資料より一部抜粋
協会は「理事会」「幹事会」「推進部会/健康部会/選手会」の3階層ピラミッド型に組織されます。組織的には一般社団法人として発足。「理事会」を決定機関とし、下部組織に実務的な協議を行う「幹事会」を設置。内部機関として、医療関係者で作る健康被害対策の研究・啓発を目的にした「健康部会」、eスポーツ振興を目的にした「推進部会」、選手の支援・育成を目的にした「選手会」を設置。

私含める熊本eスポーツゲーミング協会は「選手会」の理事局を努めます。つまりは、協会と選手との繋ぎの役割を担うわけです。

協会の業務 ※資料より一部抜粋
運営費は企業・個人会員様より年会費で賄います。
1.会員様が関わるeスポーツ関連のイベントについて、JeSU及び著作権を持つゲーム関連企業との許認可取得業務を代行する。
2.1〜2ヶ月毎にデジタル会報(eスポーツ関連の情報をまとめたものをメール配信)を発行する。
3.会員様の管理及び、ホームページの管理運営。
4.定期的に(年数回)に開く理事会の資料作成。
5.eスポーツ関連事業の企画立案。

この時点では年会費がいくらかかるのかまでのお話はありませんでした。しかし、熊本eスポーツ協会としては極力情報は皆さんと共有していきたいとのこと。熊本日日新聞社の上田さんはあまり情報を隠したくないとお話しされました。情報を開示して、皆さんの意見や反応を感じ取りたいそうです。

年間事業計画

最後に2020年の事業計画についてお話がありました。そこでも、本来はまだ話してはいけないかもしれない?九州リーグ構想について軽くお話しされました。九州8県を巻き込んだ大きなリーグ大会になるとのこと。これは今後の期待も大きく膨らみますね!

年間事業計画 ※資料より一部抜粋
1.eスポーツ選手の育成・強化のための大会誘致
2.国体県予選のスムーズな開催の研究。現在3種目別々で開催しているが、ひとつにまとめることで経費削減や協賛企業の獲得が見込まれる。(1月〜5月に研究、6月に実施案をまとめる)
3.医療従事者などと連携した、ゲーム依存症の研究。eゲームとの付き合い方を提示する。(1月〜9月。広報誌を活用し、既存論文や研究結果を広報する。)
4.老後介護施設などとタイアップし、高齢者へのeゲーム体験を広げる。高齢者の新たな生きがい作りを模索する。

最後に

ですが、ご来場者数は約40名と当初想定していた人数を遥かに超えていました。Twitterのみでの告知だったのですが、かなり多くの方に反響を頂き有り難く思います。熊本出身の女性プロ選手やeスポーツ部の学生、ストリーマーなどなど多ジャンルのプレイヤーの方に参加していただきました。熊本でもeスポーツの熱量がふつふつと沸いていたということですね!

今後も2ヶ月毎にこのような会合を開かれるとのこと。益々熊本のeスポーツ業界も盛り上がることでしょう!

全体的に文章の羅列になってしまい申し訳ないです。もっとうまく伝えれるよう改善していきます(汗)


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