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【health】3年振りに整体に行き、トコちゃんベルトを引っ張り出した

最近、オフィスが移転して家からの距離が短くなり出社することも増えた。気心知れた同僚とランチをしたり、会社帰りに子連れでは入らないようなお店を見たり、図書館で雑誌を眺めたり、つかの間の1人時間だ。

あとはOURHOME EMIさんの「今日から変わるわたしの24時間」に倣って、仕事終わりに歯医者や美容室に寄ることもある。
先日はべえさんの出産前以来、約3年振りに整体に行った。

さんちゃんの産後はこまめに整体に通って体を整えてもらっていたが、べえさんが産まれて子どもが2人になったら、とてもじゃないが通えない。
復職してからも時短勤務で収入が10万以上少なくなり、自分をケアすることに時間もお金もかけていられなかった。

それでも年々歳は取り、体は疲れていくわけで、自分でヨガをしたりマッサージをしたり色々努力したものの、日に日に肩と腰の痛みが悪化していった。挙句、すっかり重くなった2人の子どもが毎日朝晩抱っこをせがむ。
今だけだからと言い聞かせ、ぴきぴき言う腰に目を瞑りながら抱っこをする毎日だ。

そんな私を見かねた夫氏が、整体のチケットをくれた。福利厚生で補助券があり、ちょこちょこ使っていたようだ。
これはありがたいとさっそく出社日に合わせて予約を入れて行ってきた。

もらったチケットのコースは骨格矯正ともみほぐしがセットで60分という、なんとも贅沢な内容だ。
最初にカウンセリングとAIによる姿勢診断を受けて、スタッフの方が体を触りながらゆがみを確認する。
姿勢のクセを見抜いていただき、あおむけに寝ていると下半身に違和感があって横向きにしか寝られない話をしたら、それも骨盤のゆがみからくるものとのこと。今回は骨盤をメインに背中の上部と首のゆがみを整えてもらった。

その後はもみほぐしタイム。矯正で少し体が整ったところを丁寧にもみほぐしてもらって、あっちもこっちもイタ気持ちいい。
自分でもマッサージやストレッチをするし、子どもたちに背中を踏んでもらって気持ちいいと思っていたけど、やっぱりプロの手は違う。

「あああ、それなんですよ。そこがめちゃくちゃ固いんです。」
「うううう、気持ちよい。」と数年ぶりのプロによるもみほぐしに、リアクションをしていないとあっという間に寝てしまいそうな心地よさだった。

終わった後は家でできるケアを教えてもらい、骨盤ベルトがあれば使った方がいいと言われた。
家に帰って速攻クローゼットの奥で眠っていたトコちゃんベルトを取り出して装着すると、子どもたちは「それなに~?」と興味津々。
「お母さんの体を整える変身ベルトだよ」と答えておいた。
もう使うことはないだろうから近々処分しようと思っていたけど、捨てなくてよかった。

家族のケアのことが最優先で自分のことは後回し。自分でできることをやってどうにかしのいできたけれど、プロの手を借りるとこんなにも体が軽くなり、自分以外の人の手のぬくもりで心もほぐしてもらった気分だ。
おかげでその日の夜は子どもたちにニコニコしながら絵本を読んだり、抱っこをしたりと穏やかな気持ちで過ごすことができた。

この時間は自分だけじゃなく家族のケアにも関わる投資と思って、定期的に通うことを心に決めたのだった。


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