【渋谷ごはん】畳の上でまったり和食御膳

先日、久しぶりに同僚たちと青柿へ行った。
渋谷で働き始めてから、かれこれ10年の間に幾度となくお昼に通ったお店。

毎日出社していた頃は週に1回は来ていたのだが、産休に入りコロナ禍がやってきて、数年はご無沙汰だった。
2人目の産休が明け、久しぶりにオフィスに出社した時に思い立って行ってみたら、まだランチ営業を続けていてホッとしたものだ。
それ以降、おいしい和食を食べたい時には迷わず青柿へ足を運ぶ。

中へ入ると和服姿のマダムが出迎えてくれて、靴を脱いでお座敷の部屋に入れば、もはやここが渋谷であることを忘れてくつろいでしまう。
焼き肉膳やまぐろ丼などもあるのだが、決まって頼むのは季節膳。
今回のメインは牛肉の柳川鍋だった。
畳の上でのんびりくつろぎながら、ぴかぴかのごはんにおみそ汁、小鉢とメインが乗ったご膳が運ばれてくると「おいしそう・・・」とため息がでる。

小鉢の昆布がピリッとしてこれまたおいしい

たまに出社しておいしいお昼を食べながら、気心知れた同僚と他愛ない話をする時間が、こんなに頭をすっきりさせてくれるとは。
以前は当たり前のように過ごしていたけれど、実は貴重なことだった。
間もなくオフィスが渋谷から移転する予定で、離れてしまうのが惜しいお店。
それまであと何回、味わえるだろうか。

はぁ、ごちそうさまでした。