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【life】「正しさ」よりも「楽しさ」を選ぶ
先日ファッションエディターの昼田祥子さんの「1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話」を読んだ。
ドラマチックで圧が強めな内容に感じて、あまのじゃくな自分としては「早速服を捨てるぜ!不要なもの処分して人生変えるぜ!」とはならなかったのだが、読んでいく中で1つ自身への気づきがあった。
それは「私はいつも正しさを基準に物事を選んできたのかもしれない」ということだ。
数年前、友人たちとこじゃれた焼き鳥屋に呑みに行った時のこと。食べ物のメニューを選んでいる時に、主菜と副菜と主食のバランスを見ながら選んでいこうとしたら友人の1人に「え、食べたいもの頼めばいいじゃん!」と突っ込まれたことが思い出された。
食べたいものを選んでいるつもりで、それが頭の中で「食べるべきもの」を選んでいたことを知った。
毎日の食事だけではなく、家の中の片付けや掃除、子どもたちとの接し方、仕事のあれこれでも、「あるべき姿」「最適解」にいかに近づけられるかを基準にして選んでいるように思う。
しかし「正しさ」は自分の外に基準があり、「楽しさ」は自分の中に基準がある。私はいつも自分の外の基準と向き合っていたようで、心の余白がなくなっていっぱいいっぱいになりがちなのは、それによるものかもしれない。
そこで来年の目標は【「正しさ」よりも「楽しさ」を選ぶ】に早々に決めた。
子どもたちに遊びに誘われた時に、頭の中に「あ、洗濯物干さなきゃ」とあっても、楽しそうだったら先に遊んでみる。
仕事でやらないといけない仕事よりも先に、やっていて楽しい仕事を先にしてみる。
食べたいものを食べたい時に食べる。
試しにやってみると意外にも「やらなくては」と思っていたことが、後で気持ちよくできたり、やらなくても済んだりする。「正しい」と思っていたのは自分だけだったりすることもある。
「正しさ」よりも「楽しさ」を選ぶ。
そうしたら来年はどんな一年になっているだろうか。
今から楽しみだ。