エゾシカちゃんかわいそう・・・?
北海道外で販売していると、エゾシカレザー製品をご覧頂くお客様の中には、「エゾシカちゃん可哀想・・・」と仰る方もいらっしゃいます。
北海道の野生鳥獣による農業被害において、その8割以上を占めるエゾシカ。次いでカラス、ヒグマ、アライグマがあります。
エゾシカは繁殖力と生存力が大変高く、人為的な捕獲がない場合、年率15〜20%程度の自然増加が見込まれます。
年間10万頭以上を捕獲駆除してやっと毎年40億円程度の農業被害額に抑えられているような状況です。
一方、駆除されたエゾシカはそのまま廃棄されることが少なくないようです。
エゾシカは有用な自然資源です。
肉を一流の料理に昇華する方がいらっしゃいます。
角をアートに昇華する方がいらっしゃいます。
皮を唯一無二の皮革製品に昇華するのがKEETSの役目です。
高次元のプロダクトに転生させることが、失われた「可哀想」な野生生物に対する私たちの仕事なのです。