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飯食え、良く寝ろ、思い切り遊べ。生命力回帰の今。

飯食え、良く寝ろ、思い切り遊べ。
人類の生命力回帰のチャンスだ今は。

免疫というか、生命力回帰を戻す時だ。
無駄もなくなる、どんどん満たされる、あと自由を選んで幸福を感じるかだ。
近くを散歩してみると春は来てる。今日も代々木公園は解放された子供達と暖かさと桜の開花に浮かれる人達で大賑わいだ。太陽も青い空も人の笑顔もこれまた元気が出る。

旅なんかうってつけじゃないか?
終息に向かう頃にみんな旅をしたら良い。

自由から逃げちゃいけない。

近所の公園を散歩しても遠くを旅をしても周りを季節は巡って、人も巡る。

車に自転車積んで、飛行機に電車、フェリーや船で移動し、日本を旅した。野宿から居候、ベガスのホテルからキューバの民泊、空港のロビーまで色んな所で宿泊した。

6年前、前職のITのエンジニアを退職を機にこの旅に出た。その土地のモノを食べて、その土地で寝る。1年ほど繰り返していた。
日本をひたすら旅をしてからカナダアメリカキューバへ飛んで、東京に来た。今富ヶ谷で6年が経って7年目になる。

6年経って部屋を見渡すとだいぶモノが増えた。
レコードや本、絵に器や焼きものなどなど。
あーモノ増えたな、と思ったが、もう少し、もう少しだけ持っていようと思う。

あの時から服や靴はほとんど買ってない。
年に1足靴買うか、買わないかだ。
無駄に発散で消費していた頃のファッションにはもう興味はなく、服が大好きで夢中だった頃のモノをずっと大切に着たりしてる。
若い時に良い服を買っておいて良かった。または友人の手掛けているモノなど着たりしている。

その6年前、日本の旅の終盤を迎える頃、福岡から入って、鹿児島まで抜けていた途中、宮崎の日向の道の駅の海沿いの駐車場で出会った二人のおじちゃんおばちゃんがいる。
同じく車で全国を旅してた。
旅の目的は、息子の友達に会う事。

その子はサーファー/ボーダーで15歳くらいから家を出て世界を飛び回っていた。
おじちゃんおばちゃんは15歳までの記憶しかないらしい。
その子供は、20歳くらいの時に事故で亡くなった。

とても悲しかったが、定年を機におじちゃんおばちゃんは車を改造して旅に出た。
北海道から沖縄まで。その子がかつていた海と山で出会った友人達と会う為だ。その旅をずっとしている最中に僕は出会った。

「息子をとても可哀想だと思ってたけど、彼には旅で出会った沢山の友人がいたの。その友達と会ってね、話す度に15歳の時で止まっていたその子の記憶は追加されていくようなね。
あとは本当に色んな人に愛されてた息子だったんだなって、思ったのよ。今でも皆と会うと楽しそうに生きてた時の事を話してくれるの。きっと天国でも山を滑って波に乗ってるって。」

おじちゃんおばちゃんは、北海道からその子の思い出の海の日向の近くの宮崎市に住んでいた。
「お姉ちゃんが、定年後はご飯も美味しい温かいところで住むのが良いよって。嫁ぎ先が宮崎だから誘ってくれたのよねえ。」

今を生きるっていうのは、今という自由から逃げない事で今を幸せを感じるという事。
もっと希望を見て、夢を見るといい。
散歩で旅でもPCやスマホの中のノイズの脇にこんな感動の旅の話もあるからね。

#人生股旅

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言葉を直接届ける機会をいつか何処かで作れたら!