奥秩父稜線歩き2 大弛峠から甲武信小屋
自動記録する温度計を持っているのだけど、夜中の最低気温は0度だった
シュラフ、ほんと3番じゃなく1番でよかった
1番は快適温度−3度なので上下ダウンを着ずに全く寒くない
ただ、2日目の工程が心配だったからか、ほぼ眠れなかった
大丈夫か?2日目
歩きはじめてすぐにある夢の庭園
巻き道とのタイム差は3分ほどなので迷わずこちらに行くと良い
とてもよい展望が待っている
今回のルートでの初めて登る山での一番の大物、国師ヶ岳
日本三百名山であり山梨百名山
国師ヶ岳からだいぶ進んできた
この間の写真がかなり少ないのにお気づきだろうか?
甲武信ヶ岳までのこのルート、稜線と呼べるような平らな部分はほぼ無く、ひたすら急登のアップダウンの連続、体力がそがれ時間がかなりかかる
よって、気持ち的に余裕がなく、予定している雁坂小屋にたどり着けるかだけ考えていた
というか、厳しいんじゃないかと思い始めていた
甲武信小屋に到着したのが12時、ここで悩み始めた
すでに7時間行動している
ここから雁坂小屋までは4時間、これから昼食、途中休憩、体力が落ちてくることを考えると6時間以上かかるだろう
夜7時前には到着できるだろうが、ここまでの工程は写真も撮ることすらあまりできず、正直楽しくなかった
それでも行くのか?
30分ぐらい悩んだ気がする
今回は諦めよう
悩みに悩んでそう決めた
その開き直りとしてのおでん注文でした笑
14時過ぎだったかな、テントを張った
もう完全縦走は最終日の食料が無くなることにより不可能になった
そう思うとここから西沢渓谷に下りるのがエスケープするベストのルートだろう
この日のうちに下山も考えたが、バスに間に合わない、そして何よりもう歩きたくない
よってテント泊です笑
テント泊決定してからはそれはそれは楽しくて笑
やっぱり無理な予定はよろしくないことを痛感する
小屋のテラスで仲良くなった方とおやつをつまみながら山談義
ぼっちテント泊はこんなに早くテント場に着くと退屈でしょうがないのだが、この方と話ができたことでとても楽しく過ごせ、あっとゆう間に夕方になってしまった
大弛小屋のテント場で一緒だった方とは、この日、抜きつ抜かれつの同行動だった
少し私より速いペースぐらいで、ここ甲武信小屋で追いついた
私は断念することを伝えると、その方も以前縦走チャレンジをし、ここ甲武信小屋で断念し西沢渓谷に下山し、そのリベンジとして今回歩いているのだそう
お互いの安全を祈る挨拶を交わしたあと、その方は先へ進んでいった
3日目につづく