今日の無職日記
今日は朝8時から11月末に切れるスーパー銭湯のチケットを消化しに行きました。今日消化したらあと2枚。がんばれ。消化するのに必死。
さすがに平日朝8時は空いている。貸切状態。私が湯船に浸かる時は私1人だけだった。最高~。今日は先日のように予定が入ってない為なんならここで丸一日だって過ごせる。今日は思う存分ゆーっくり過ごすかぁ。
働いていた頃は朝から夜遅くまで拘束されて休日は朝お弁当を作って息子を送りだしてからずーっと寝ていた。しんどい。体がだるい。恐ろしいほどいつまでも寝ていられた。子供が学校から帰ってくるまでひたすら寝ていた。
5年程前から更年期のせいか貧血がひどくて駅の階段を登るのに息切れするし退社後はしんどすぎていつもエレベーターを利用していた。休みがほしい。とにかく体がだるくて仕方がない。休みの日に1日中横になっているか寝ている事が最高の幸せだった。
今思えばそんなに体を酷使してまで働いて稼がなくてもよかったのに。往復3時間の通勤時間。そして9時間拘束プラスの残業時間で毎日の睡眠時間もろくに確保できずに体は悲鳴をあげていた。
毎日深夜に帰宅してそれからご飯食べてお風呂にゆっくり浸ると眠る時間がなくなる。食べてすぐ寝る、化粧を落とす時間もお風呂へ入る時間もおしい。冬は特に汗をがかかないから帰ってきた格好のまま眠りそのまま出勤というのはしょっちゅうだった。
ゆっくりお風呂へ入ろうものならほんの数時間すればまたすぐに朝がやってきてお弁当を作って夜ご飯のおかずも作って仕事に出勤しなければならない。50をすぎたおばちゃんにはしんどかったー。メイクも落とさず寝るから朝目の周りがマスカラで真っ黒になってたなぁ。
仕事は休憩以外立ちっぱなしで肉体的にもハードだった。立ちくらみはしょっちゅう。頭痛も頻繁だったけれど休むと迷惑がかかるからやはり自分の体よりも仕事を優先させてしまい体調悪くても我慢しながら出勤していた。
有給はどケチな上司の為希望を入れていても削られるし年間の固定された休日しかくれない。毎年大量の有給休暇を使えずに消えてしまうのが常態化していた。私は欠勤でも、無休でもいいからとにかく体を休ませるための休日がもっと欲しかった。
気づけばもうこれは自分で働き方改革をしないといけないと思い始めた。
朝子供が学校へ行く前に家を出て深夜前に帰宅する生活。息子とのコミュニケーションはほとんど取れない状態だった。ご飯は一応作っていくけれど子供が誰もいなくて明かりもついていない家に夕方帰ってきて1人でごはんを食べなければいけない。今は高校生だけれど小学生の頃の息子はどんなに寂しい思いをしただろうか。
その頃はまだ若かった私は退職するという選択が頭になかった。
今思えば子育てよりも仕事を取ってしまった事に後悔している。もどれるならば息子の小学生時代にもどって家に帰ると「おかえり~」とあたたかく迎えてやりたい。もう既に遅しなのだが。子供の成長にもっと関わりたかったな。
今息子が不登校ってのはやはり私が息子の小さな頃から男ばりに仕事の鬼になってしまい子育てに関われなかったからなんだろうなと思っている。だから今そのツケがやってきているのだとも思っている。自業自得で仕方ないのだが。
ちゃんと小さい頃から子供に関わってあげていたら素直なまともな子に成長していたかもしれない。もしかしたら物凄く仲の良い親子になっていたかもしれない。そんなタラレバな事ばかり考えてしまう。
現実を見つめないといけない。でもつい辞めて自分の時間ができた今ふとそんな事ばかりを考えてしまう。いかんいかん!といつもタラレバの世界から現実の世界に呼び戻してくる自分がいる。
今日もそんな事を何度も頭の中でぐるぐると渦巻かせながらお風呂に入ったり、サウナにはいったり、シャンプーしたりを繰り返しながら2時間半ほどお風呂で過ごした。
おばちゃんの本日の何気ない日々の生活日記でした。